後悔
後悔はあきらめたときに始まる。夢に向けてチャレンジしているかぎり後悔はない。
後悔するかしないかは目標を達成したかどうかよりも、どんな失敗にもあきらめないで生きてきたか、チャレンジし続けてきたかどうかで決まるものである。
長期的展望もなく目先の利益にとらわれていると、日々後悔することになる。
交渉
相手のメリットを考え、役立つことを提案すること、結果的に両者は最大のメリットを得ることができる。
交渉はこちらのメリットを考えてするものではなく、相手のメリットを考えてするものである。お互いが相手のメリットを考えてすることで、相互の経営資源などを共有化することができ、結果として最もお互いに価値のある関係を築くことができるようになる。
自分のメリットだけを得るためにすることは、交渉ではなく単なる押し付けにすぎない。
行動
すべては行動するかしないかによって決まる。
行動の3原則
(1)主体的に始める
自発性のない行動からは成果を得ることはできない。まずは自分から始める。
(2)今できることからやる
今できることがどれほど小さなことであったとしてもそこから始めること。
(3)継続させる
あきらめないこと。行動が終わるのは自分があきらめたときだけである。
行動管理
個人の生産性を高めるための有効な一つの手段であるが、上司や他人から言われて仕方なくやるものではなく、自発的に自らの意思でやるものである。
上司が部下に対して強制的に行動管理をやれば、部下のやる気をなくさせるばかりではなく、部下はウソをついたりごまかしたり、やっているふりをするようになる。そして、さらに繰り返すと、部下は本来の目的を忘れ、自分で考えて行動しなくなる。自発性を伴わない行動管理は企業活動にとって大きな弊害になる。
交流会
他の参加者のために、何ができるかを考え提案する場。相互貢献の場。
参加者がみんな自分の利益を考えて参加していたのでは、お互いに与えることができずに結果として参加者は誰一人として何も得ることはできなくなる。しかし、参加者全員が自分の利益ではなく、他の参加者のために何ができるかを考えて参加すれば、結果として多くのアイデア、情報、人脈などを得て帰ることができるようになる。
顧客
企業活動の対象者であり、企業活動の正しい評価者。あるいは共感者、支援者、パートナー。
企業は顧客に価値・感動を提供し、顧客はそれに対して正当な評価を下して納得できる対価を支払う。企業の売上を決めるのは顧客であり、企業が勝手に売上を決めることはできない。企業にできることは顧客に価値・感動を提供するために全力で努力することだけである。
顧客は間違っていたとしても正しい。
顧客満足
顧客に感動を与えること。「まさかここまで」がキーワード。
顧客に感動を与えるためには顧客の想像を超えた商品・サービスを提供することが条件。そのためには顧客の側に立って会社や業界の都合・常識を打破しなければならない。
顧客満足に当たって最も重要なのは、自分の生活を維持するために働くという意識ではなく、顧客に貢献するために働くという意識を持つことである。あらゆる商品、サービスは意識が形になったものでしかないからだ。
また、顧客満足はここまでやればいいというレベルはなく、それは無限の挑戦である。
個人の成長
社会や他人に貢献できるようになること。
個人の成長とは知識や経験を増やすことよりも、いかなる環境条件の中においても道を切り開いていけるようになる、つまり自立型の姿勢で行動できるようになることである。
企業の成長は個人の成長の結果でなければならない。個人の成長がないまま企業が成長している場合には、リスクをただ大きくしているだけである。
コスト
無駄にしたものをコストと呼び、有効活用したものを資源と呼ぶ。そして、無駄にするか有効活用するかは、意識の問題である。
企業において、社会的生産性につながるものは資源であり、つながらないものはコストである。つまり、生産性につながらないことをやっている時間はコストであり、最大のコストとは不満を言っている時間である。
言葉
その人の「思い」が表現されたもの。言葉はその意味よりも、その背景にある「思い」が伝わるものである。
どのような「思い」を持つかによって言葉の選択は変わり、その言葉を通じてその時の「思い」が相手に伝わる。そしてそれが相手の共感を呼んだとき、相手は自分のために行動してくれるようになる。つまり言葉によって他人を説得するのではなく、言葉を通して共感していただくのである。
また思わず出る言葉には、その人の生き方が反映されている。それはまた過去にその人がどのような人に出会ってきたかの歴史でもある。
コピー
コピーの取り方でその人がどの程度仕事ができるかがわかる。コピーの取り方でその企業の将来がわかる。
仕方なく仕事している人は言われた順番でコピーを取るだけで、しかもそのままに放置していることもあるかもしれない。一方、相手に喜んでいただくためにコピーを取る人は、言われた順番ではなく相手の必要度に応じて順番を変えてコピーを取る。もちろん、原本とコピーをきちんと分けて、フチをピッタリとそろえ、言われなくても即座に相手に届けるだろう。
どのような気持ちでコピーを取るかで、仕事の成果は全く違ったものになる。そしてそれはその企業の風土であり、企業としてのポリシーが反映されたものである。つまり、そのことから企業の未来を判断することもできるのである。
コミュニケーション
コミュニケーションの目的は、情報を交換することと信頼関係をつくることであるといわれる。しかし、コミュニケーションによって情報交換することはできても、信頼関係をつくることができるかどうかはわからない。なぜなら、信頼関係とは自分から相手のすべてを受け入れることによってしか、生まれないものだからである。
コミュニケーションと言いながら、自分の考えを部下に押しつけるのは、まったくの逆効果である。
コンセプト・メーカー
新たな価値と感動を創造することができる人や企業。いま最も求められているのがコンセプト・メーカーである。
技術がどれだけあっても、人脈がどれだけあっても、資金がどれだけあっても、それらはツールにすぎず、コンセプトがなければそれらを活用することはできない。始めにツールが必要なのではなく、コンセプトに基づいて必要なツールは後から集めればよい。
困難
乗越えることができる人だけに、さらなる人間的成長のために起こること。飛躍のチャンス。
困難はいかなる人にも必ず訪れるものであり、困難を避けることはできない。問題はそのような困難を、どのように受け止めるのかである。そして困難を乗り越える最も良い方法は、困難を楽しむことである。そしてそのためにも夢は不可欠である。
コンパティビリティー(共存性)
すべての企業活動を価値のあるものにすること。企業活動において相反する関係にあったものを両立、共存させること。
企業活動はすべての人々を幸せにし、さらに地球全体や未来社会にも貢献するものでなければならない。「地球環境にやさしい」からさらに一歩進んで、「地球環境をより良くする」という発送である。つまり、車が走っても地球環境に影響がないようにするというのではなく、車が走るほど、地球環境が良くなるようにすることである。
感動と共感の新・経営用語辞典
出典:株式会社 アントレプレナーセンター 福島正伸先生
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