創業
社会に新たな価値と感動を提供するために事業を始めること。
創業とはまさにあらゆる困難を乗り越えて、道なきところに道を切り開いていくことである。そして、うまくいき始めたからと少しでも創業の精神を忘れて安心すると、すぐに企業崩壊の危機がやってくる。
常に新たな価値と感動を提供し続けて高い評価を得ている企業は、毎日が創業である。
増資
事業の共感者を募集すること。
事業の社会的価値を理解し、その発展のために協力するパートナーから資金を集めること。第三者割り当てはそれを広く一般から集めることである。
増資のためには企業はビジョンとポリシーを明確にして、企業の現状をディスクローズする必要がある。どれだけの人々が増資に応募してくるかは、夢の共感性とその企業活動に関わる人々の思いの強さによって決まる。
創造
社会に新たな価値・感動を提供すること。昨日できなかったことを今日できるようにするために考えること。あらゆる分野において、創造は無限である。
創造性を発揮するためには、少しずつであったとしても毎日考えることが不可欠。なぜなら私たちは一日違えば違った発想をすることができるようになるからである。
また、仕事に集中しているときよりも、仕事以外の時間を有効に使うことが大切。創造性を発揮するためには、制約条件のない中で自由に発想することが必要だからである。
組織
企業活動を効率化するための役割分担、情報伝達経路といった一つのシステム。組織をいくら変革したところで、人々の意欲を高めることにはつながらない。組織を最大限に活かせるかどうかは、そこにどのような意識の人々が集まっているかによって決まる。組織変革と意識変革はまったく別物であり、意識変革とは、ビジョンの共感者集団を創ることをいう。最も効率的な「システムとしての組織」はビジョンの共感者集団という「意識としての組織」ができてこそ機能するものである。
組織の活性化
自分が元気になること。今自分がどのような組織にいたとしても、そこでできることを考え実行していくことが、組織の活性化になる。組織が活性化するかどうかは周りの人々がどうかではなく、自分自身が目的に向けて意欲的にチャレンジし、活性化することによって決まるものである。
損
失敗をそのままにして次の経験に活かさないこと。
やってきたことすべてを無駄にした状態を損という。失敗は次の成功のための一つの経験にすぎない。
損をしたと思うかどうかは、その人の考え方によって決まる。夢を持って前向きに生きようとするほど「損」と感じるものは少なくなっていく。
尊敬
行動を見て判断されるもの。
尊敬されるかどうかは、どれだけ成果を出したかよりも、どのような生き方をしているかによって決まる。言葉だけではなく、行動が伴わなければ尊敬されない。相手が自分の言うことをどの程度聞くかは、その前に自分がどの程度尊敬されているかで決まるものである。尊敬していない人の話は誰も聞かない。
つまり、周りの人がわかってくれないのは、自分が尊敬されていないからである。
存在価値
社会や他人にどれだけの価値・感動を与えられるかによって決まるもの。その企業、個人がいないと困る人がいること。
企業が活動することによってすべての人々が幸せになることが企業の存在価値である。企業の活動が誰かに不利益をもたらすことがある場合には企業の存在価値はないばかりか、その活動は中止すべきである。
また、存在価値とは自分で決めるのではなく、社会や他人が決めるものであり、そしてその存在価値の追求が企業活動である。
損失
あらゆる損失は成長の糧であり、改善向上のキッカケにすることもできる。
何かを失うことは何かを得ることでもある。つまり、「何かを得よう」と考えれば物質的に得ることはできなくても精神的に何かを得ることができる。一方、「損失でしかない」と考えたときにのみ物質的にも精神的にも損失となる。
損得
すべての行動は個人の損得ではなく、社会の損得で判断すること。そして社会の損得を善悪という。
損得は誰にとっての損得かが問題である。つまり、一部の人だけが得をして、その他の人が損をするのではなく、すべての人が得をするような活動をすべきである。そのためにはあらかじめ、関係するすべての人々や社会にとって得になることを考え、そのうえで行動しなければならない。なぜなら、社会に利益を提供できることが、結果として自社の利益になるからである。
感動と共感の新・経営用語辞典
出典:株式会社 アントレプレナーセンター 福島正伸先生
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