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『借金30億からの逆転!洲山(しゅうざん)レポート』
vol.140 2010年08月26日号 発行部数28,156部
「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」悩める社長の救世主・洲山
モットー 「明るく! 元気に!! 前向きに!!!」
今回のテーマは「私の財務諸表 特集号」
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社長に笑顔と勇気を与え続ける! 悩める社長の救世主・洲山です。
昨夜は、大阪府橋本知事の後援会主催の
大阪「都」を考える会に参加しました。
18時の定刻に会場のリーガロイヤル3Fロイヤルホール(221坪)に到着すると、
すでに超満席であり、立食パーティー用宴会場の
TVモニター席を勧められましたが、
どうせ立つならばと思いロイヤルホールの立ち見席で参加しました。
石原都知事は、公務の為ビデオ参加でしたが、
猪瀬副知事は参加され、舌鋒鋭く東京都との比較論で、
大阪府と大阪市との二重行政の大いなる無駄の削減を推奨されていました。
具体的には、水道協と交通局において、
如何に大阪市が過剰人員の非効率な運営をしているか論拠されました。
橋本知事の狙いは、大阪都により効率化を推進し、
世界のベスト10入りの出来る大阪を創り、世界と戦い、
勝ち残る大阪のビジョンを熱く語り、共感を呼びました。
ある意味事業再生の世界観に通じる、
「将来に夢と希望の持てるビジョン」でした。
その後、隣にある411坪の広さを誇る光琳の間に移動し懇親会でしたが、
さしもの体育館並みの広さの会場も、
立錐の余地のないイモ洗い状態となりました。
3階全フロア―だと1,074.8坪あり収容人員3,000名の定員らしいですが、
その3,000名が一挙に光琳の間に詰め込まれたぐらいの熱気でした!
大阪市民である洲山としては、橋本知事の手腕で、
大阪の発展に期待したいものです。
シンガポールのように世界の富裕層が集まる
住みやすく楽しい大阪を願っています。
では、大阪本部の神崎常務執行役員が
我家のバランスシート論を楽しく語ります。
『私の財務諸表』
私達、事業再生に携わるコンサルタントの仕事において
財務諸表(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)の
分析と改善は欠くべからざるものです。
特に、貸借対照表(付属明細を含む)はクライアントの
現状を知る最大の情報源です。
毎日毎日、色々な会社の貸借対照表を見続けると、
だんだん見えてくるようになりました。
3期、4期と連続で見較べるとその会社の辿ってきた道が
読み解けるようになり、何故この会社が成長したのか、
もしくは危機に陥るようになったのかが判り、
見方によっては漫画や小説よりも面白い読みものと言えるかもしれません。
その会社の辿ってきた歴史と経営者の考え方を数値に置き換えたものが、
『貸借対照表』
現在の経営状況を数値で表したものが、
『損益計算書』といえるでしょう。
クライアントである社長さんには、
『目先の損益と資金繰りにばかり目を奪われていたから
このような状況になったのですね。
本当に大切なのは、筋肉質な会社にすることです。
これからは財務戦略が大切です。』
とかなんとか偉そうな事をいっている私個人の財務諸表は
どのような状態になっているのでしょう?
ある日、ふとそんな事が頭に浮かび、実際に計算してみました。
先ずは【貸借対照表】の作成です。
すると、、、、、、、
ある程度は予想していましたが、惨憺たる有様、、、、、
おっと、その前に、いつも人に言っている、
一番大切な『我が家の貸借対照表』はどうなっているのでしょう。
計算するまでも無く、当然結果は解ってはいましたが、
勇気を出して計算してみました。
泣けてきました、、、
約半世紀に及ぶ私の人生はなんだったんだろう?
俺は何をしていたんだ!いや、私が悪いのではない、これは時代が悪いんだ!
自責の念と言うよりも、他責の念に駆られてしまいました。
【資産の部】
《流動資産》
現預金 ○○万円 (見栄を張って二桁にしておきました。)
有価証券 ○○万円 (昔はもうちょっとあったのになぁ)
保険 ○○万円 (学資保険だけはおいとかなあかんしな。)
売掛金 ○万円 (このまえの麻雀の勝金をまだもらってません。)
前渡金 ○万円 (プリペイドカードの残高があったはず、、、)
《固定資産》
土地 ○○万円 (マンションやからなぁ)
建物 ○○○万円 (こんな値段で売れるわけないしなぁ)
設備備品 ○○万円 (TV、冷蔵庫、エアコン、その他、換価価値無)
車輌運搬具 ○万円 (もう10年も前の車やし、、、)
【負債の部】
《流動負債》
買掛金 ○○万円 (カードの支払い)
未払金 ○○万円 (自動車税、固定資産税まだ払えてない!)
《固定負債》
短期借入金 ○○万円 (マンションを買うときに親父から借りたけど
返してないな)
長期借入金 ○○○○万円 (住宅ローン、ひぇ~!桁違い!!!)
【資本の部】
資本金 ゼロ (親から受け継いだ資産も無く、
裸一貫からのスタートでした。)
繰越欠損金 ○○○○万円 (見るも恐ろしい数値)
圧倒的な債務超過です。
父親からの短期借入金は、DESを行い資本勘定に繰り入れたとしても、
全く追いつきません。
企業なら、殆ど破綻状態、ゾンビ企業といえます。
これが実体か! 他に穴はないのか?
疑り深い私は考えました。
いや、まだまだあるはずだ、神崎家の財務状態はこんなものではない!
オフバラに魔物が潜んでいるはずだ!
潜んでいました。
長男が大学2回生(下宿中)、
次男が中学3年生(生意気にも私立、分不相応にも程がある)
これらの金食い虫達に最低でも後8~10年間学費が掛かるみたいです。
子供の学費なんて、入学した時点で、長期未払金に計上したようなものです。
現状分析は済んだ! えらいこっちゃ! これではいけない!
銀行にリスケをお願いするときに提出する事業計画では
基本的に、5年間で債務超過を
解消しなければならないという基準があります。
5年間で債務超過を解消するべく、神崎家事業再生計画を策定しようと、
先ずは【損益計算書】の分析に取り掛かりました。
これに関しては、経理部長(妻)からある程度の報告を受けています。
年間を通じて何とか収支トントン、経常利益が出るには至っていない。
4月10月の学費支払いに当たる月は営業段階で欠損が出るらしいです。
そして、来年度は新たな設備投資(次男の高校入学金)が必要との事。
《ここで一言愚痴を言わせてください。なんで中高一貫やのに、
高校で入学金取るねん!ふざけるな!!》
本年度中に全ての販管費を見直し、
筋肉質の会社(家庭)にしなければなりません。
このままでは、設備投資ができなくなり、
いままでの先行投資が無駄になります。
しかし、経理部長(妻)は損益計算書(家計簿)もろくにつけていないくせに、
いかに資金繰りがタイトなのかを、毎日毎日アピールしてきます。
本人は、今はやりのキャッシュフロー経営を実践していると得意げですが、
実際は行き当たりバッタリで目先の資金繰りしか見ていません。
社長(私)は、当たり前ですが、
経営者として改善を指示しなければなりません。
明確な目標数値の入った実抜計画を策定し、勘定科目別の改善案を
経営会議(家族会議)にかけ、
全社員(家族全員)の合意を得なければならないのです。
『ところで、経理部長(妻)、その他の個別科目の分析は出来ているのかね。』
社長の私としては当然の質問をしたまでです。
事業再生において、勘定科目の個別分析とその改善は
必要且つ欠くべからざるものだからです。
経理部長(妻)は怒りましたね。
『我社の経費で不必要なものは何一つありません!』
『社長(私)のほうこそ
もっと営業努力をして売上(給料)を上げてください!』
しかし、悲しいかな我社は年間契約(サラリーマン)ですので、
売上(給与)が急激に上げる事は難しいのです。
昨今の経済情勢を鑑みても、昨対をクリアするのが精一杯でしょう。
我が家の事業再生計画は30分で頓挫しました。
さあ、ド ウ ス ル、、、、、
でも私に限らず、殆どのサラリーマンはこんな状態だと思います。
そう思いたいんです、思わせてください。
絶対そうです。隣の宮内さんもそうなんだから、、
世間では一般的に『住宅ローン』とか耳障りの良い言葉で呼ばれている
【現代版奴隷契約書】にハンコを押した瞬間から、
長い長い暗闇が続くのです。
この奴隷契約はいつまで続くんだろう>>>>>
えっ!35年契約!!! あと20年も残っている計算だ。
そんな話聞いていない、、、わけはないですよね。
ここでまたちょっと自分を虐めてみたくなりました。
4,000万円の住宅ローンを35年、年利3.5%で借入した場合
元利均等払いで 月額返済額 165,316円
返済総額 な、なんと 69,432,518円
2,943万円も利息で取られているんです。
年間平均84万円 月額にすれば約7万円も利息を払っている計算です。
平均的なサラリーマンの年収が720万円とすれば、月額60万円(額面)
社会保険、所得税、住民税等を強制的に控除され、手取りはせいぜい50万円。
50万円のうち約90%は消費に廻っていますから、
消費税が500,000円×0.9×0.05=22,500円
可処分所得の約15%が利息に取られている計算です。
あぁ、なんて馬鹿な事をしたんだ15年前の俺。
ちょっと計算すれば簡単に解る事なのに、、、、、
一国一城の主になったつもりが、
現代版奴隷制度に自ら組み込まれていっただけだったのです。
タイムマシンがあればなぁ。
殴ってでも止めさせてやるのに、、、
住宅ローンを組んで買った家は決して
【Asset(アセット)=資産】なのではなく、
莫大(ばくだい)な【Debt(デット)=借金】なんですよね。
マクロで見れば、日本は少子高齢化が進み、人口が減っていくのは確実だし、
今後団塊の世代も老後資金の為に、自宅を積極的に売りに出すでしょう。
このような状況では、住宅が値上がりするケースは殆ど考えられません。
たとえ現金ででも、家を買った瞬間、
個人の貸借対照表上では流動資産が固定資産に変わり、
潜在的な評価損が存在する事になります。
今では、会社経営も出来るだけ固定資産を持たず、
キャッシュフロー経営に徹するというのが当たり前のことになっていますが、
家庭経営も全く同じでした。
家族の人数や、学校、職場等のライフスタイルに合わせ、
賃貸住宅を有効的に利用するのが、一番賢いと思います。
結論から言えば、住宅は相続するのなら兎も角、
自分でローンを組んで買うのは愚の骨頂。
運良く家を相続で手に入れた人は、本当に幸せです。
これこそ本当の資産でしょう。
1.債務超過になるような固定資産の取得はしない。
2.流動資産の形成に心血を注ぐ。
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