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vol.147 製造業の皆様、会議は建設的ですか? 特集号

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『借金30億からの逆転!洲山(しゅうざん)レポート』
         vol.147 2010年10月13日号      発行部数28,174部

モットー  「明るく!  元気に!!   前向きに!!!」

今回のテーマは「製造業の皆様、会議は建設的ですか?  特集号」
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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」ことが天職の
悩める社長の救世主・洲山です。

洲山が注目する元気な早川周作社長の講演・交流会のお誘いです。

リッチから極貧生活になるも、
挫折をバネに逆転人生を送る「早川周作」先生。
日本全国で交流会を開き、
マッチングを成功させ続けるノウハウを学ぶチャンス!

では、早川周作先生のプロフィールを披露します。

早川周作は、1976年12月17日、秋田県に生まれた。

建設業を営む裕福な家に生まれ、何一つ不自由のない少年期を過ごす。

またひとよりもやんちゃな小中学生時代を送り、
その結果、受験した高校がすべて不合格になるという挫折を経験する。

土木作業員として社会の荒波にもまれる中、向学心に芽生え高校受験を決意。
努力の甲斐があり、故郷秋田を離れ、千葉県の進学校に見事合格。
厳格な掟に縛られた高校生活を送る。

そんな恵まれていた生活が、ある日突然何の前触れもなく終わりを告げた。

家業の建設会社が倒産し、父が蒸発した。

すべてを失い世間の冷たい風が、容赦なく親子二人に吹き付ける。
親戚縁者はもちろん、行政も二人を助けてくれなかった。

「お前らなんかに住む家はなくてもいい」そんな言葉を浴びせられ、
無理心中寸前まで親子は追い込まれた。
そんな中、救いの手を差し伸べたのは一人の法律家だった。

「ここで死んでは何のために生まれてきたかわからない」と土壇場で立ち止まり、
「自分と同じような境遇の人を救いたい」、そう誓いを立てて、
前向きな上昇志向で、大学進学を目指して上京。

朝の新聞配達から深夜の皿洗いまで、アルバイトをして学費を作り、
六法全書を抱えて、
自分を助けてくれた法律家のようになるべく夜間の大学へ進学。

法律家を目指していたある日、ひとつの転機が訪れる。

級友に弁護士との会食を誘われた。
千載一隅のチャンスを逃してはなるものかとくらいつき、
アルバイトであるが法律事務所で働くこととなった。

手に入れたチャンスを逃すまいと必死に働いた。

ある時、事務所の経営者からなぜそんなに働くのかと聞かれた。

「母親と二人で生活できるようになりたい。」
うそ偽りのない素直な気持ちで答えた。

その言葉をきっかけに新たな仕事が与えられた。
ここでも働きに働いた。昼も夜も、オンもオフも関係なく働いた。

その見返りは学生の身分では考えられない額の報酬になって返ってきた。

それだけではなかった・・・

もっと大きなチャンスの女神が再び目の前を横切った。
投資家から数千万円の出資の話が来た。

ためらうことなく、そのチャンスを掴み取った。
大学生でありながらも、不動産会社を立ち上げた。

社長になったといっても、コネがあるわけでもなく、
金があるわけでもない逆境だった。
午前6時から午後10時まで足を棒にして、一軒一軒のオーナーを回った。
炎天下のでもまわった。冬の日でも回った。水をかけられることもあった。

そうした苦労が報われた。

しかし、会社が成長するにつれて、ある疑問が頭をよぎった。

「このまま上場することだけを考えていいのだろうか、
 それが社員の幸せにつながるのだろうか?」

誕生から見守り育て上げた会社を人手に渡すこととなった。

一方で、平成という時代の歴史において、
かつての政権交代に大きな役割を果たした
元首相の二人の存在は大きなものであると常々考え、
元首相の二人に直接対面しようと考えた。

元首相に出会ったときに、新しい世界が目の前に開けた。

次の舞台は政治だと直感的に悟った。

父の蒸発をきっかけに、国や地方に何もしてもらえなかった経験と、
蒸発した父のように事業に失敗すると
セカンドチャンスがないこの国の行政に対して、
「嘆くぐらいなら自分が変える!」と決意。

体当たりで懇願した。

元首相からは「君の目なら政治家になれる」と言われ、
元首相の秘書として約2年間勉強しつつも、
虎視眈々と羽ばたく機会を待った・・・。

その時はついに訪れた。

鳥取という縁もゆかりも無い地で郵政選挙という
とてつもない逆風が吹き荒れる中、
大臣を勤め上げた大物二世議員に挑んだ。

・・・しかし、大きな壁の前に敗れ去った。

捲土重来を期するべく、再び挫折から立ち上がった。

現在は80社もの顧問会社を持ち、
日本最大の規模を誇るベンチャー企業交流会
『ベンチャーマッチング交流会』を主催する一方で、
夢を持てなくなった大人たちへのサポート活動にも力を注ぐ。

「ハンディがあっても、何度失敗しても、コネがなくとも
チャンスが与えられ、若者が夢を持てる社会に
したい」 と幅広く活動している。

講演を聴いたものは一様に、
「夢は絶対に叶うという確信が持てた!」
「夢を実現するために今日から何をすべきかわかった」
と、 ハートに火をつけ、それぞれが持つ夢の実現に向けて
行動に駆り立てるメッセージを発信し続けている。

2009年8月15日には本田健氏、澤上篤人氏を招き500人を集める講演会を主催。

2009年12月10日に初の著書『人生が変わる!夢・実現力』を出版。

2010年1月には個人向け夢実現プロジェクト
『夢のカタチはひとつじゃない』をスタート。

                           以上

パワーあふれる早川周作先生をお迎えして、10月19日(火)17:00~20:00

関西経営者倶楽部例会・交流会を大阪本町の綿業会館にて開催します。

講演テーマ「交流会で売上を2倍にする社長の営業法」

会費は、交流会込みで6,000円です。

⇒ http://kmc.vc/seminar/

洲山は、関西経営者倶楽部の代表世話人として、

中小企業発展の一翼を担いたいと願って、活動しています。

当日お会いできる事を楽しみにしています。

さて、本号は、東京オフィスにて、活躍している執行役員の石井博が、
会議の進行心得を熱く語ります。

今回のテーマは、『製造業の皆様、会議は建設的ですか?』です。

会議を建設的に進めるためにも、
事前準備および決めたことをきちんとルール通りに遂行することが
重要ではないでしょうか。

vol.128(2010年5月26日号)にて登場した企業は、
株主が某金融機関系のファンド会社であったことから、
予算必達が使命として課せられておりました。

そこで、予算達成するためには、通期で達成すればOKという感覚ではなく、
毎月予算を達成させ、その積み重ねの結果、通期で予算達成させる。

そのためには毎月どうすればよいか、ということを考えました。

正直、毎月予算を達成させることは色々な制約もあり難しいと思いますが、
少なくとも四半期で予算を達成する(達成させる)ためにはどうすればよいか、
ということを考えました。

そこで、同社は、毎週木曜日に会議を開催することにしました。

参加者は各部門の部長クラス、役員、株主(ファンドの担当者数名)、
計10名前後で会議を開催しました。

余談ですが、小職が同社で事業再生に携わった4年弱で
130回超の会議を開催したと記憶しております。

議題については不変で大きく3つの議題について協議しました。

議題としては

1.損益報告

2.生産・出荷状況報告

3.営業活動・顧客動向報告

本メルマガでは、1項の『損益報告』についてフォーカスし、
どのような管理をして、どのように会議にて建設的に物事を進めたかを
ご報告させていただきます。

2項の『生産・出荷状況報告』、
3項の『営業活動・顧客動向報告』については、
後日、ご報告させていただきます。

『損益報告』については、月次の予算実績対比表(A4×1枚)
をもとにして議論をしました。

月次予算実績対比表のフォーマットは、
個々の会社にて決定すればよいことと思いますが、
同社の場合は、損益計算書ベース(減価償却費は除く)で、
左側に月次予算、右側に当月予想の数値を書き込んでいきました。

そして、予算と予想の間に、改善事項(改善金額)を
記載するような計表を作成し、当月予想の右側には
改善事項を具体的に誰がどのように何を実行するかを
記載する欄を設けました。

このフォーマットは試行錯誤のもと完成した計表でした。

例えば、予算作成時に予想した売上高が100であり、
当月月初に各得意先から頂戴したと
当月分の内々示、内示、確定の予想売上高が80の場合は、
改善事項(改善金額)欄に▲20を記載する。

そして▲20になった要因を備考欄に記載する。

当然、売上高が減額している訳ですから、製造原価も減額されるはずです。

材料費については、予算作成時に部品別にエクセルにて
限界利益表を作成している訳ですから、材料費も把握できます。

購入部品費、外注費も当然把握することは可能です。

要は、変動費項目については、予算作成時に使用したデータ(計表)
を活用することで把握は可能です。

後は、固定費をどのようにコントロールするか、ということになります。

固定費だけではなく変動費につてもいかにコントロールするか、
各勘定科目ごとに改善事項(改善金額)欄に減額可能性のある金額を
記載していきます。

そして、備考欄に具体的にどうするかを記載し、
翌週開催される会議までにその施策を実施することとしました。

改善事項(改善金額)欄に減額可能性のある金額を記載し、
予算対比でEBITDA(減価償却前)率を確保するようにしました。

例えば、製造原価の労務費については生産計画を見直し、
残業時間を軽減させるとか、
事務所スタッフに依頼して現場を手伝ってもらうとか、
派遣業者と交渉して派遣社員の人数を減らしてもらうとか、
配車(配送)の検討をするとか、
梱包費(配送用の段ボール)の検討をするとか、
今月予算ではフォークリフトの修繕を予算化していたが繰延するとか、
等を実行しました。

そして、翌週の会議では、売上高については同日までの売上高に
翌日以降の内示、内々示、確定を予想して月末までの売上高を計上し、
費用面については、
同日までの発生金額に翌日以降の発生予想金額を記載して、
同日現在での当月損益予想をしていきました。

この繰り返しの作業を毎週続けていきました。

従って、前回のvol.141(2010年8月31日号)『予実管理はしてまっか?』にも
記載させていただきましたが、月次の残高試算表についても
翌月営業日5日には速報として開示できるようになりました。
九割以上の正確さでした。

現在、残高試算表の開示タイミングが遅く、
悩まれている社長様も沢山いらっしゃると思いますが、
残高試算表の開示タイミングを早めることは
間違いなく可能だと確信しております。

同社も、翌月末日になっても
前月の損益が把握できないような状況でしたから。

『損益報告』については、
上述した資料をもとに建設的に協議して進めていきました。

『生産・出荷状況報告』、『営業活動・顧客動向報告』については、
後日、ご報告させていただきます。

余談になりますが、会議中は、リラックスできるように
ジュース、お菓子を沢山テーブルの上にのせ、
堅苦しい雰囲気を払拭して開催していました。

科学的な根拠はないと思いますが、
口が動いている方が意見が出やすいようです。

現場の方々が、一番、改善策を把握されているはずです。

現場の方々から意見が出てくるように会議を進めていくことが
重要ではないでしょうか。

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第1部(60分) 講師:早川周作先生 プロFP JAPAN社長

日本最大の規模を誇るベンチャー記号交流会
「ベンチャーマッチング交流会」を主宰。
2年間で、全国10カ所延60回以上の交流会を開催。
約5,500社の参加企業と語る中で、交流会を活用してマッチング成功し、
結果として売上を大きく伸ばす社長の共通点を発見。
今回、その成功する心構えと行動ルールを惜しみなく開陳します。

第2部(120分) 交流会
講師:早川先生・後藤昌幸会長と参加メンバーとの名刺交換会

参加メンバーの特徴を記載した名簿を基に、
運営スタッフが積極的な交流を推進します。
参加料 6,000円です。
紹介者欄に、洲山メルマガとご記入ください。

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■編集後記

最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

ビジョナリーカンパニー3 衰退の五段階を読んで感動しました。
次号にて、コメントしますので、お楽しみに!
名古屋開催のセミナーが満員御礼になり、急きょ追加開催を決定しました。
今月は、仙台でも開催します。
近隣の本メルマガ愛読者の方とお目にかかれる事を楽しみにしています。

さて、北海道から沖縄まで全国区でサポートしています。
ご質問あれば、お気軽に本メールに返信ください。

これからも、毎日の仕事に喜び、将来に明るい望みを持ち、
大地に根を生やした企業サポートに邁進します。

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