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『喜望大地・会長:洲山(しゅうざん)事業再生レポート』
vol.183 2011年7月8日号 発行部数25,750部
モットー「明るく! 元気に!! 前向きに!!!」
今回のテーマは『製造業の皆様、管理会計を導入していますか? 特集号』
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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」 悩める社長の救世主・洲山です。
事業再生の世界で、弟子入りしたい師匠として、古くは、山田方谷先生、
現役バリバリ大企業経営者では、日本電産の永守重信社長が輝き、
中堅・中小企業経営では、ホテルアソシアを再建した柴田秋雄先生、
異色の経営者として、バリ島で大成功した兄貴がいらっしゃいますが、
共通するキーワードは、「大家族主義」であり、「全員経営」です。
今後さらに、研究を進めて研究成果を発表します。乞うご期待!
さて、本号は、東京オフィス所属の
認定事業再生士(CTP)上席執行役員石井博から、
会社が儲かるための仕組みとしての管理会計を説明するコラムです。
では、
今回のテーマは、『製造業の皆様、管理会計を導入していますか?』です。
企業会計には、利用目的により『財務会計』と『管理会計』の
2種類に大別されます。
『財務会計』は、『会社法』、『企業会計原則』といった規定に則して、
企業の経営成績および財務状態等を株主、投資家、取引金融機関等の
外部の利害関係者に報告するための企業会計です。
それに対して、『管理会計』は、特に決まった規定はなく、
経営管理者の意思決定や組織内部の業績把握に
役立てることを目的としています。
作成が義務付けられているわけではなく、
自社の経営に役立つように任意な形式で作成すればよい、
と言われている企業会計です。
『管理会計』は、主として『原価計算』、『予算管理』からなり、
最近の傾向として、組織内部の様々な活動や組織の戦略に関連付けて
考えられることが多いようです。
現在、ご支援させていただいている製造メーカー様で
『管理会計』の導入のお手伝いをしております。
『管理会計』を導入するに当り、過去の実績を把握することも
大事であると思います。
そこで過去のデータ収集調査をしていただきたいと思います。
調査と申しましたが実際は作業です。
過去3期分ぐらいの総勘定元帳から、
先ずは損益計算書の勘定科目を抽出して、
各期ごとに月次の損益計算書をご作成してください。
月次の損益計算書を作成すると、各勘定科目が売上高比でどのくらいの
構成比になっているかを把握することができます。
ここからが、力技になりますが、
現在、受注いただいている商品・部品ごとに
『限界利益表』をご作成していただきたいと思います。
現在、受注いただいている商品・部品すべてです。
現在、受注いただいている商品・部品すべてと述べましたが、
概ね、売上高の80%は全取り扱い商品・部品の
20%前後と考えてよいと思います。(パレートの法則)
従って、頭で思われている程、商品・部品点数は多くならないと思います。
『限界利益』とは過去のメルマガにも記載した記憶がありますが、
再度、定義を記載します。
限界利益(げんかいりえき、marginal profit)とは、
管理会計の概念の一つ。売上が1単位増えることで増える利益のこと。
経済学で用いられる『限界』という言葉は
『一単位増やしたときの』という意味である。
日常の言葉の意味からかけ離れているため注意されたい。
限界利益には固定費が含まれる。
限界利益=売上高-変動費
限界利益=固定費+利益
また、固定費の回収に貢献することから、
貢献利益(こうけんりえき、contribution margin)とも呼ばれる。
ただし、会計学上、商品別の限界利益から個々の商品販売に直接関与した
固定費を引いたものを貢献利益と呼ぶことがある。
(出典:wikipedia ウィキペディア)
現在、受注いただいている商品・部品ごとに
限界利益を算出することができれば、
後は、その商品・部品を製造するために従事した作業者の方の労務費、
その他製造経費を算出することです。
労務費、その他製造経費の算出の仕方は、
次回のメルマガで報告させていただきます。
長ったらしいメルマガは、読んでいても飽きるだけですので、
途中、省略しますが、目的は何か、と問われると、
最終的な成果物として必要な資料は、
現在、受注いただいている商品・部品ごとの損益計算書(EBITDA管理表)
を作成することです。
当初受注をいただいた時の見積書とはかけ離れていることがあると思います。
見積り上は儲かっているのに、実際に原価計算をしたら赤字だった、
ということも発生すると思われます。
しかし、実態を把握することが重要ではないでしょうか。
実態を把握した後に、赤字の商品・部品についてはどうするのか、
どのように改善するか、
最悪、その仕事をお断りするのか、等を検討する事が、
まさに『管理会計』ではないでしょうか。
途中、省略しましたが、『管理会計』を導入して、
PDCA管理サークルを回していけば、
必ず高収益体質の企業に生まれ変われると確信しております。
小職でよろしければいつでもご支援させていただきます。
自分が知らないことでも、
プロに聞けば、さっと解決できる事がたくさんあります。
簡単に諦めずに、プロに相談しましょう!
私たち喜望大地のコンサルタントは、
あきらめず、不撓不屈の精神で頑張る社長を応援します。
お気軽に、フリーダイヤル0120-59-8686 へお電話ください。
このメールを1名でも多くのオーナーがご覧になり、
笑顔と勇気を与え続ける事が私たちの願いです。
『さあ、前を向いて一緒に明るく! 元気に!! 前向きに!!!
前進しましょう!』
いかなる問題も喜望大地の洲山チームが解決出来る可能性がありますから、
ご相談はお気軽に!
お電話のご相談は⇒ 0120-59-8686
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■喜望大地 2030年ビジョン 2030.03.02.創業25周年記念式典
延3万社を救い、延自立型経営者10万人の育成、延100万人の雇用を守る
結果を出したい、と願い、努力しています。
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私、洲山が30億円の負債を抱えて破綻のピンチを乗り越えた実践的な
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会費:5,000円(洲山著「事業再生家」1,500円プレゼント特典付)
セミナー終了後に個別の無料相談タイムを用意しています。
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日時:7月12日(火)15:00~17:00・8月24日(水)15:00~17:00
場所:JR線『大阪駅』中央北口徒歩3分
大阪市北区芝田2-4-4 日生ビル新館3F OBS会議室
日時:7月14日(木)15:00~17:00・8月19日(金)15:00~17:00
場所:JR線『東京駅』八重洲北口徒歩2分
東京都中央区八重洲1-7-4矢満登ビル3F ルノアール会議室
日時:7月26日(火)14:00~16:00
場所:JR線『名古屋駅』太閤通口徒歩3分
名古屋市中村区椿町16-23名駅ABCビル5F 会議室
主催:株式会社喜望大地
大阪本部オフィス TEL:06-6372-1313 担当:阿部
フリーコール:0120-59-8686
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■関西経営者倶楽部8月例会
タイトル:「売上倍増、利益5倍増も可能な究極のせいこう計画を作る」
講師:がんばれ社長・武沢信行先生
目指せ黒帯社長、中小企業は、偉大ゾーンで勝負しよう。
武沢節炸裂の「熱狂的状況」を如何に作り、成功するか
を熱く語っていただきます。
1.日時:平成23年7月6日(土) 受付15:30~
重要文化財「綿業会館」の見学ツアー15:00~15:45 セミナー参加者は無料
講演会:16:00~17:30 参加費:3,000円
交流会:17:30~19:00 参加費:4,000円
講演会・交流会セット 参加費:6,000円
2.場所:綿業会館(重要文化財)
大阪市御堂筋線本町徒歩3分
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■編集後記
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
【洲山の活動報告】
6月27日28日と大阪オフィスでのデスクワークでした。
29日:梅田からバスにて関空移動して、北海道の旭川までフライトして、
経営相談を23時まで実施。
翌日9::15旭川空港より羽田経由で那覇までフライトし、
14:25沖縄に到着後、打ち合わせ3件実施しました。
一泊し、翌朝沖縄のコバルトブルーのきれいな海を横目に見ながら、
打ち合わせを6件して、19:50伊丹空港に帰阪しました。
日本中を空から縦断したのですが、一番暑かったのは、
灼熱地獄の大阪でした。
7月2日は、関西経営者倶楽部の例会で、柴田秋雄先生の講演会を聞き、
大家族主義実践によるV時回復の快挙に感動しました。
3日:大阪オフィスにてデスクワーク
これからも、毎日の仕事に喜び、将来に明るい望みを持ち、
大地に根を生やした企業サポートに邁進します。
事業再生に関しての問い合わせに関しては、
事業再生を志す方のメール相談を洲山が秘密厳守で承ります
事業再生・M&A・事業承継に関してはお気軽にご相談下さい。
⇒ 0120-59-8686
執筆、取材、講演等を受け付けております。
お気軽にどうぞ。
⇒ 大阪本部オフィス:TEL(06)6372-1313 阿部事務局長宛
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