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vol.210 生活保護を憂うコラム=額に汗して勤労を! 特集号

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『喜望大地・会長:洲山(しゅうざん) 事業再生・経営変革レポート』
         vol.210 2012年2月3日号    発行部数25,029部
「借金30億円からの逆転コラム」

今回のテーマは「生活保護を憂うコラム=額に汗して勤労を! 特集号」
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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」 悩める社長の救世主・洲山です。

洲山が読んで感動した本に、坂本光司先生著の
「日本で一番大切にしたい会社」があります。
その中の日本理科学工業のエピソードに、感動的なシーンがあります。
「幸せ」とは、人に愛され
A:人の役に立ち
B:人に必要とされ
C:人に感謝されることからである。

しかし、A,B,Cは仕事をすることでのみ得られる幸せである。
と、あります。

勤労の喜びをかみしめることが、世の中をよくするきっかけ
となることを考察するコラムを本号は披露します。

さて、本号は大阪オフィス常務執行役員で認定事業再生士(CTP)
神崎和也の生活保護を憂う社会問題コラムです。

私は、生粋の大阪市民です。
そうです、今話題の、あの大阪市に住んでいます。
父方も母方も高祖父までは大阪市民である事が判明しています。
それも、父母方とも実家は難波です。
私も幼いころの遊び場は高島屋や道頓堀の筏の上でした。
(今のOCAT周辺の道頓堀には材木が沢山浮かべられていました。)
映画館や府立体育館でやっていた大相撲等は
タダで入れてもらっていた記憶があります。

祖父は鉄工所を経営していました、それも難波で、、、
なんと効率が悪い、、、
嘘か本当か解りませんが、当時、
高島屋屋上にあった『人工衛星』と呼ばれていた遊具を
『これはおじいちゃんの工場で作ったんやでぇ』といつも自慢していました。
『おじいちゃんってすごいなぁ!』って
驚いてあげるのが孫の役目である事は、
なにわ幼稚園にいっていた私にも理解できましたので、
(せいぜいネジやボルトくらいやろ)と心の中で思いながらも、
少しだけ誇らしかったのを憶えています。

その私の愛する大阪は今、橋下市長率いる『維新の会』が次から次へと
矢継ぎ早に話題を提供してくれていますので、
オフィスでも、家庭でも、政治談議が盛り上がっています。

『18人に一人』 『4人に一人』

それぞれ、大阪市と西成区の生活保護受給者の割合です。
大阪市ですら、全国平均の4倍を超えています。
と言う事は、西成区は全国平均の約18倍!!! これはスゴイ事ですよ。

この驚くべき数字を、
私は偶然にも自分の目で見て体験することが出来ました。
昨年の夏、朝9時頃、偶然西成区役所の前を通りかかったところ、
区役所の周りを取り囲む、長蛇の列を目にしました。  
一目千本は吉野の桜ですが、一目千人は軽く超えています。
まさか西成区役所で『嵐』や『AKB48』のコンサートがある訳がないし、
並んでいる人の風体からすると! レゲエかなっと思ったりもしましたが、
それにしては平均年齢が高すぎるので、
西成区役所に入り列の先頭を探しました。(好奇心が強いもので、、、)

建物に入った瞬間、
東南アジアのスラムの様な熱気と臭気がねっとりと全身に纏わり
ついてきました。 
『な、なんやここ、なにがあんねん。』気分は川口探検隊。
その列は館内に入っても途切れることなく、階段の上と続いていきます。
3階に辿りつくと、そこには 『保健福祉課』のプレートが、、、、、、、

そうです。
この日は月に一度の生活保護費支給日だったのです。
あまりの光景に、私は近くにいる職員に
振込にすればいいのにって言いましたが、
『そんなんとっくにやってます。
 でもこの人らは現金で取りに来る一部の人達です。』
との事。
でもこんな調子では、支給日は本来の行政サービスを受ける事は困難です。

おもしろいから、しばらく観察してみたところ、仰天の出来事が、、、、
3階フロアのあちらこちらで、
貰ったばかりの生活保護費を封筒から取り出し、
『これでスロットいっておいで、昨日の分取り戻してきてや!』と
夫に渡すおかあちゃん(多分)。
『これ先週分。』と言って、私的勝馬投票券割引販売員へお金を渡す人、
『これ今月分。』と言って、
プライベートリテールバンキング西成支店員へ入金する人、等々
『生活保護』って言葉から一般的に連想される悲壮感、
悲惨さは全く見られません。
よく言えば、逞しく、悪く言ったら、、、
大阪市の好きな人権問題になるので、言わんとこ。

私は天王寺にある『キューブ状パズルを使用した数学的中国語研究会』
によく顔を出すのですが、そこの常連客(結構若い、35歳前後)同士で、
どうすれば生活保護を受給できる様になれるのかを真剣に論議していました。
そのうち一人は既に受給資格を獲得しており、
そのノウハウを伝授しているようです。

その内容は微に入り、細を穿ち、申請方法から、
ミーンズテスト(資力調査)の内容、
ケースワーカーとの面談Q&A,就労支援の切り抜け方等々、
思わず私も貰わなけれ損をすると思ってしまう内容です。
こいつらは、昼間から何もせず、
『キューブ状パズルを使用した数学的中国語研究会』で
研究に精を出し、土日ともなれば、
『勝馬投票券購入研究』や『勝者投票券購入研究』
『勝船投票券購入研究』等と研究三昧の日々を送っているみたいです。

そしてポイントは、こいつらは、すべて、全員、一人残らず、
私の愛する『大阪弁』では無かった事です。
わけのわからん標準語崩れの言葉をしゃべっていました。

よく新聞や雑誌で、地方の役場に生活保護を申請したら、
大阪市へ行くと簡単に保護が受けれると
電車賃を渡されたとか載っていますが、あれは真実です。

私は過去30年に渡り毎年、大阪市に数十万円の住民税を納めております。
固定資産税、都市計画税も結構な額を納めさせていただいています。
ごみ収集人やバスの運ちゃんに
1,000万円近い給料を払っている事も見聞きしております。
未だにカラ残業や、裏金を一生懸命作ってらっしゃるのも聞いております。
市役所の皆様には、
毎年20日間の有給休暇を取って頂かなければ民間の半分と言われる
生産性の仕事すら真面にしてもらえないのはこの際我慢いたします。

お願いです。もう勘弁して下さい。大阪はそれでなくても貧乏なんです。

私の愛する大阪に地縁血縁も無く、
働いたことも無く、いや働く気すらなく、
1円の税金も納めたことのない人は、どうぞ故郷へお帰りください。

地元で生活保護を受けて下さい。
地産地消とよくいいますが、地納地受で願います。
あなた方を養う余力は大阪にはもう無いんです。 

橋下市長が昨日、西成区を特区にして
塾に補助金(クーポン)を出すって言ってました。
がっかりしました、橋下さん。 教育の格差は塾に行かせても変わりません。
親が一生懸命働いている姿を見て、
何かを感じる事が出来る子供は環境に係らず頑張るものです。
親が一生懸命働いていない家庭にいくら補助金を出しても全くの無駄。
そんなことしたら、また、新手のビジネスが出てくるだけです。
よく読むと、スポーツや、お茶、お花等の習い事にも
補助金が出るって、サッカー教室や
スイミングスクールでもクーポン券が使えるって、世も末やな。

一度、生活保護費の支給日に西成区役所へ行ってみて下さい。

こういう事も含めた、全ての支出を見直した後でしたら、
消費税20%でも住民税20%でも
必要な額は受け入れる覚悟が私にはあります。

最後に、橋下市長、松井知事に魂のお願いです。

私の住む阿倍野区と西成区は隣接しています。
これを特別行政区とか何とか言って、
統合するのだけは絶対にやめて下さい。
まだまだ住宅ローンが残っているのに、
大幅に資産価値が下がってしまいます。

全阿倍野区民を代表して、切にお願い申し上げます。

≪ここまで読んでいただいた皆様へ≫
他のコンサルタントの役に立つメルマガとは違い、
私のメルマガは糞の役にも立ちません。
でも、仕方ないんです。 出自が違いますから、、、、
あんな真面目な話は私には書けません。

弊社の代表は非常に懐の広い人で、過去私が何を書いても一切何も言わず、
原文で掲載していただいております。
そのご厚意に甘えて、その時に、思ったことを、
ただ本能の趣くままに書き散らかしたものが、これです。
不適当な表現があるやもしれませんが、
所詮無教養な人間が書いた事と笑い飛ばしていただけましたら幸いです。

さて、
自分が知らないことでも、
プロに聞けば、さっと解決できる事がたくさんあります。

簡単に諦めずに、プロに相談しましょう!

私たち喜望大地のコンサルタントは、
あきらめず、不撓不屈の精神で頑張る社長を応援します。

お気軽に、フリーダイヤル0120-59-8686 へお電話ください。

7周年謝恩の「初回面談無料」をご活用下さい。

このメールを1名でも多くのオーナーがご覧になり、
笑顔と勇気を与え続ける事が私たちの願いです。

『さあ、前を向いて一緒に明るく! 元気に!! 前向きに!!!
 前進しましょう!』

いかなる問題も喜望大地の洲山チームが解決出来る可能性がありますから、
ご相談はお気軽に!

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日時:2月16日(木):14:00~16:00
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日時:2月15日(水):14:00~16:00
場所:JR線『大阪駅』中央北口徒歩3分
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日時:2月18日(土)夕方予定
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日時:2月23日(木):13:30~16:00
場所:姫路商工会議所

主催:株式会社喜望大地
   大阪本部オフィス TEL:06-6372-1313 担当:阿部
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■編集後記

最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

久しぶりに訪問したクライアント先で、社長の奥様に会いました。
以前訪問時は、心配と不安で一杯のお顔でした。
それが、今回は笑顔でお幸せそうでした。
「洲山先生のお蔭でピンチを乗り越えることが出来ました。」
その笑顔が、コンサル冥利に尽きます。

これからも、毎日の仕事に喜び、将来に明るい望みを持ち、
大地に根を生やした企業サポートに邁進します。

事業再生に関しての問い合わせに関しては、
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事業再生・M&A・事業承継に関してはお気軽にご相談下さい。

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