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『喜望大地・会長:洲山(しゅうざん) 事業再生・皇寿経営レポート』
vol.238 2012年8月22日号 発行部数24,073部
「借金30億円からの逆転コラム」
今回のテーマは「年金機構による最近の回収事例体験談 特集号」
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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」を旗印に、
悩める社長の救世主として、活動している洲山です。
資金繰りに頭を悩ませている社長・経理部長に朗報です!
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さて、
本号は、東京オフィ執行役員・認定事業再生士(CTP)
鳥倉大介の体験談コラム
テーマは、『年金機構による最近の回収事例体験談』です。
年金機構による最近の回収事例体験談
日本年金機構の回収姿勢がきつくなっていると実感しています。
日本年金機構の徴収課で担当を相手に苦戦されている
経営者の方も多いのではないかと思います。
年金機構の方がおっしゃることにはパターンがあります。
1.当年度分を遅滞無く払って欲しい
当たり前ではありますが、長期化する延滞は回収が困難になります。
2ヶ月遅れまでは許されると考えもあるかもしれませんが、
年金機構の方としては大事なポイントとして見ています。
2.過年度分の延滞もいくらか入れて欲しい
少し前までは、平成22年1月以前(年金機構発足前)の延滞には
督促が余り厳しくありませんでした。担当にお話を聞くと、
それ以前の延滞は、社会保険庁が認めた公的な延滞であり、
年金機構発足後の延滞は、年金業務を受託した機関として
国に申し訳が立たないので許されないのだと説明を受けたことがあります。
公務員ギャグとしては笑い所かもしれませんが、
これで助かる経営者もいます。
3.『未納社会保険料等の納入計画書』を提出して欲しい
大抵は12月末くらいまでの未払精算と、
同月分の納付を確約しなさいと言われ、
書式に記入、捺印し提出することを前提に
滞納処分を保留すると言われます。
年金機構は年度の回収を4月に締める関係で
余裕のある督促をするため12月末に一度ハードルを設けることが多いです。
それでダメな延滞者については
3月までの3ヶ月でどう精算するのかを迫ります。
そして4月末に間に合うように、差押等の最終手段を躊躇無く行います。
4.担保提供をして欲しい
3ヶ月までの延滞は4.3%、
3ヶ月超の延滞には14.6%の延滞金利がかかります。
ただし、督促状による指定期限までに支払えば4.3%は不要です。
これが2ヶ月遅れまでは許されると経営者が考える理由です。
担保提供をすれば延滞利息軽減する制度もあり、
売れない土地などを持っている場合は、
担保提供による延滞金利の減免を申し込む方法もあります。
5.支払手形を差し入れて欲しい
『未納社会保険料等の納入計画書』で約束した金額と
期間分の手形を12枚を一度に下さいと言われるようなケースもあります。
どんなに厳しく担当に叱責されても資金繰りに困窮した経営者でも、
手形の交付は避けるべきです。
銀行は手形貸付の手形で不渡りをださせるようなことはしませんが
年金機構はあっさりやります。
一度渡した手形を差し替える依頼は困難を極めます。
実質ほとんど無理と理解しておいた方が良いほどです。
以上はその身でご経験になった経験者の社長も多いと思います。
プラス今後の注意点を少し書き記したいと思います。
・年金機構は気軽に差押をし、倒産の引き金を引くことを躊躇しません。
支払意思の有無と言うだけでなく
社長が呼出に応じないという理由だけでも差押をします。
銀行口座の差押は、反対債権(借入のある銀行にある口座の場合)があるので
実質的な債権回収効果はありませんが、年金機構は気軽に実施します。
滞納処分(差押)をする権限が国から与えられており、
裁判によらず強制的に差押を実行する権利があるからです。
また、銀行口座の差押となれば、差押を解除しない限り、
銀行との銀行取引約定書違反となり、銀行取引停止、口座凍結となるため
年金機構の要求を全て飲んだとしても差押解除しなくてはいけません。
そのため、挨拶代わりと言うか呼出代わりに差押を実行します。
ある事例で、反対債権があり口座が凍結されたため
差押に失敗した年金機構担当と打ち合わせると
「銀行に差押解除したと通知するので、同行しますので一緒に銀行へ行き
口座の凍結が解除されたら、その場で年金機構に現金で支払って下さい。」
と言われ、そんな馬鹿な話を銀行が飲むのかと聞いたところ、
「よくやっていることなので大丈夫です」と言われました。
実際にその対応をしました。銀行も応じました。
悪辣な回収方法と憤りを感じますが、
現実に起こったことですのでご注意下さい。
年金機構が強気なのは、債権の優先順位が租税債権と
同等であるということに由来します。
ただし、これは破産申立後や事業停止後の話であって、生きている企業
雇用を生み出している企業に対する在り方として相応しいとは思えません。
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