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『喜望大地・会長:洲山(しゅうざん) 事業再生・皇寿経営レポート』
vol.246 2012年11月1日号 発行部数23,930部
「借金30億円からの逆転コラム」
今回のテーマは、
「社会保険料延滞問題のソリューション実態調査レポート 特集号」
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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」を旗印に、
悩める社長の救世主として、活動している事業再生家・洲山です。
立命館経営大学院MBA講座のさわかみ投信澤上篤人会長の授業において、
今話題の「シャープ」をいかに再生するか?
大阪万博にパビリオンを出さずに、「千里より天理」のキャッチフレーズで
天理市に設備投資したのは、何で、いかなる成果を得たのか?
との課題が出ましたので、調査の為に大阪市本町にある産創館地下の
企業家ミュージアムの特別展示「シャープ」を見学に行きました。
詳細は、編集後記で
本号は、東京オフィス常務執行役員坂本利秋の
『社会保険料延滞問題のソリューション(解決)実態調査レポート』です。
社会保険と消費税を延納してしまっている会社さんからの
情報提供がありましたので、皆さんにも共有したいと思います。
【A社の社会保険のケース】
A社さんは、2ヶ月分の社会保険が払えずにいた所、
社保事務所より出向いて説明して欲しい旨の電話がありました。
日繰表、月次資金繰り表、受注案件一覧、決算書、試算表等の
資料を持参し、担当者に説明をしたそうです。
小職も資料見ましたが、
確かに3ヶ月分まで支払えない状況は想定出来るも、
その後は「当月分+遅延分の支払い」を行い、
3ヶ月~6ヶ月程度あれば十分に正常化できると思えるものでした。
しかし、担当者の反応は予想外のもので
「3ヶ月分は認めません。では、すぐに差押え執行して良いのですね?」
と何度も詰められたそうです。
何を言っても相手にされず、結局、3ヶ月目を半額(残高は、2.5カ月分)
払うことで了解をもらったそうです。
社会保険は支払うべきものであること、議論の余地ありませんが、
3ヶ月分でここまで詰められる事例はあまり聞いたことがありません。
同域内の他社では、対応が違うようですから、ご担当者の判断だった
のだと思われます。
【B社の社会保険のケース】
続いて、A社さんとは逆とも言えるB社さんのケースです。
B社さんは、1年分以上の社保の延納があり、
現在、「当月発生分+過去の0.4ヶ月」を支払っています。
支払い条件は社保事務所と話し合いを行い、
その条件できちんと履行しているそうです。
しかし、積み上がった未払い消費税への納付が待ったなしとなり、
社保事務所さんへ再度相談に行かれたそうです。
リストラや、新規顧客開拓等が奏功し、安定黒字化しつつあるが、
遅れている消費税支払いが必要なため、社保の支払い条件を緩和してほしい。
と依頼をされました。
あまり良い顔はされませんでしたが、
「当月発生分+α」の条件を飲んで戴けそうです。
αは0~0.4ヶ月内で、後日確定。
説明資料を見たところ、A社さん資料より情報量は大分少ないのですが、
あまり関係ないようですね。
【C社の消費税のケース】
こちらは、約3期分の消費税を支払えずにおります。
2期分を超える又は5百万円を上回ったら、
差押えリスク高まる等と聞きますが、
C社さんは、3期分で10百万円を上回っています。
おそるおそる税務署を訪問したそうですが、
「2年超えたら、通常は差押えますよ。
御社の企業努力は認めますが、預金なんですから、
本来は毎期日に払うものですよ。」
とおしかりを受けつつも、
次回支払い計画書を持参するよう指示があったそうです。
C社の支払い能力は、1期分を1年以内で支払うのが
精いっぱいと判断しますが、
ニュアンスとしては受け入れて戴けそうとの事です。
正式に税務署に了解戴けるかはまだ分かりませんが、
ある程度は柔軟な対応を期待出来ることが分かります。
一般には、社保よりも消費税の方が、徴収に関して厳しいと思われますが、
今回のA,B,Cでは、最も誠実に対応しているA社の社保が
一番厳しい対応をされているのは、不思議な感じが致します。
最後に、ご承知されていると思いますが、
消費税も社会保険も期限内納付が当然のことです。
どうしても期限納付が出来ずとも、時間かけてでも全額払いたいという
強い意思があるならば、資料を作成し、
相談に行ってみることをお薦めします。
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あきらめず、不撓不屈の精神で頑張る社長を応援します。
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■編集後記
最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
産創館の地下にある、大阪企業家ミュージアムは、素晴らしい施設です。
大阪の近代化・発展に貢献された偉大な先人の活躍は、
勇気とパワーを頂けます。
http://www.kigyoka.jp/
特別展示は、今話題のシャープです。丁度創業100年の記念すべき年でした。
シャープ創業者であり、過酷な艱難辛苦を乗越えられた、
起業家・早川徳次翁のマンガもありました。
http://www.sharp.co.jp/corporate/info/history/voice/manga/sougyosha/#page=1
終戦後の給与遅配までせざるを得なかった倒産のピンチは、
役員・従業員の協力で乗り超えました。
役員全員が借入金の保証人になり、覚悟の程を示した逸話と、
労働組合が自主的に希望退職を募り、
過剰人員問題を解決した物語には、泣かされます。
そして、シャープにとって最初で最後の人員整理が、この時実行に移された。
その結果、富士銀行を筆頭とする協調融資によって金融支援が開始され、
シャープは奇跡的に倒産を回避することができた。
「シャープの再発展は、このときの社員の捨身の行にあったといえる。
そして、この時、惜しい人たちを多く失っている。生涯、肝に銘じたい」
その後、シャープには「二度と人員整理をしない」という不文律が生まれ、
同時に緊縮経営と厳格な原価計算、
品質管理といった経営手法をより強化していった。
「釘一本、ネジ一個の支出を、正確に迅速に管理し、不況は明日くる、
という心構えをもって、健全経営に当たることにした」
と早川氏は、経営再建後の経営体質の変化を示す。
出所:
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_special/20100119_343082.html
今の役員陣にも、先輩方のような気概を持って再生に全力投球すれば、
必ず、再生できると信じます。
これからも、毎日の仕事に喜び、将来に明るい望みを持ち、
大地に根を生やした企業サポートに邁進します。
事業再生に関しての問い合わせに関しては、
事業再生を志す方のメール相談を洲山が秘密厳守で承ります
事業再生・M&A・事業承継に関してはお気軽にご相談下さい。
⇒ 0120-59-8686
執筆、取材、講演等を受け付けております。
お気軽にどうぞ。
⇒ 大阪本部オフィス:TEL(06)6372-1313 阿部事務局長宛
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