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vol.256 宮内さん!!!事業再生ファンドゆうのがあるらしいやん!!! 特集号

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『喜望大地・会長:洲山(しゅうざん) 事業再生・皇寿経営レポート』
         vol.256 2013年2月4日号    発行部数23,801部
「借金30億円からの逆転コラム」

今回のテーマは、
「宮内さん!!!事業再生ファンドゆうのがあるらしいやん!!! 特集号」
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永遠に存続発展する『皇寿経営』を提唱し、推進する
「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」を旗印に、
悩める社長の救世主として、活動している事業再生家・洲山です。

1月が終わりました。業績結果は、如何でしょうか?
黒字ならば、白星・赤字ならば、黒星として、大相撲のように星取表を
作って、1年間の結果を分析しましょう。
当然日馬富士のように、全勝優勝を目指して、スタートです。
不幸にして、黒星スタートの場合は、11勝1敗を目指しましょう!

本号は、大阪本部所属の常務執行役員・認定事業再生士(CTP)宮内正一が
時事ネタを漫才研究員の見地から面白く語ります。

ターンアラウンド・エキスパート、事業再生家・洲山のもと、
日々クライアントの背中を支えている認定事業再生士の宮内です。
 
さてさて、私担当のメルマガは本年初。
今年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
私も事業再生コンサルの世界に入って早や5年目。
そんな節目の年の3月末に、「金融円滑化法」が期限切れ。
今年は中小零細企業の事業再生にとっても節目の年になりそうです。

早速ですが最近、「宮内さん、事業再生ファンドいうのがあるらしいやん」
「あれをウチの会社にも役立てる事ができん?」という質問が
ありましたので、今回のテーマにします。

そもそもファンドって聞くと、何やら「格好よさそう」
「よう判らんがとにかくすごそう」
「むっちゃすごい形で役に立つんとちゃうか」と
世間に思われているフシがあります。

実は私、この世界に入る前、
少々ファンドビジネスにタッチしておりました。

日々使う用語は、TMK(Tokutei Mokuteki Kaisha 特定目的会社の
ローマ字綴りを略しただけ…なんじゃそら…)。
SPC(Special Purpose Company 誰でも判る英語・特別目的会社の事)
というペーパー会社を作り、投資家のお金を集め、
利回り商品に投資するというもの。

その他、エクイティ、デッド、ノンリコースローン、ボロワー、
レンダー、アセットマネージャー、TKGKスキーム、NOI、IRR…等々、
全く訳のわからぬカタカナ言葉に囲まれておりました…
今思えばただのええ格好しぃだったかも…(-_-)zzz

カタカナ言葉だけ聞けば、多少はエエように聞こえますが、
実態はかな~りおカネにシビアなシロモノです。

詳細は省きますが、そもそもファンドに投資する投資家は
銀行金利を大幅に上回る利回りを要求します…
ファンドにもよりますが、最低でも軽~く15%以上でしょうか。

普通の会社がそんな高利なおカネを借りたら、永遠に返せなさそうです。
但し、昨今話題に上っているファンドは官民ファンド、
つまりお上(独立行政法人中小企業基盤整備機構)と
民間金融機関等が資金を出し合うものです。
ですから、そこまで強欲な利回りは要求しませんが、
別の面で問題点がありそうです。

中小企業庁のホームページを見てみると、平成25年1月現在、
28ファンド、947億円分の事業再生官民ファンドが組成されているそうです。

「1000億近いお金!すごい金額!!」とは思いますが、
ちょっと考えると???です。
仮に1社1億ずつ投資するとしても、
1000社足らずに支援が届くだけ。
1憶という単位ではすくな過ぎますので、平均投資額が3億としても、
300社程が対象になるだけです。
金融円滑化法の恩恵を受けている会社は、30万社以上と言われますから、
3億ずつの場合、0.1%程度の中小企業に活用されるだけです。
なんかがっかりですよね。

次にファンドの支援方法を見てみます。
ホームページによると、次のように説明されています。
1.中小企業再生支援協議会との連携による再生計画策定支援
…ほとんどの中小零細企業は対応不可ですよねー

2.株式や新株予約権付社債の取得等による資金提供
…これも中小零細企業には縁の無い話です

3.金融機関の保有する貸出債権の買取による金融支援(過剰債務軽減等)
…お上のファンドが損失を出す訳にはいかないので、これも難しい?

4.ファンド運営会社等による経営面のハンズオン支援等
…一流のファンド運営会社が中小零細企業にハンズオン支援するとは思えない

総合すると、ほとんどの中小企業、特に零細企業には全~く縁の無い
話になりそうです(;一_一)

まぁ、これによって年商数10億~100億クラスの中堅中小企業が救われれば、
下請けの零細企業にも決して無縁な話ではありません。
…と前向きに考えましょうか。

結局中小、特に零細企業にお上の政策が直接及ぶ事は少ないようです。
まぁ、そんな他力本願はアテにせず、自力で頑張るのみでしょう。
「ファイトです!!!日本の中小零細企業の社長さん(^O^)/」

私たち喜望大地のコンサルタントは、
あきらめず、不撓不屈の精神で頑張る社長を応援します。

お気軽に、フリーダイヤル0120-59-8686 へお電話ください。

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このメールを1名でも多くのオーナーがご覧になり、
笑顔と勇気を与え続ける事が私たちの願いです。

『さあ、前を向いて一緒に明るく! 元気に!! 前向きに!!!
 前進しましょう!』

いかなる問題も喜望大地の洲山チームが解決出来る可能性がありますから、
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お電話のご相談は⇒ 0120-59-8686 (経営変革のゴングはハローハロー)

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会費:5,000円 参加特典:(洲山著「事業再生家」+「事業再生総合病院」
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また、1社2名までご参加OKです。

日時:2月19日(火)・3月18日(月):14:00~16:00
場所:JR線『大阪駅』中央北口徒歩5分
   大阪市北区芝田2-8-7 喜望大地会議室

日時:2月22日(金)・3月21日(木):14:00~16:00
場所:JR線『東京駅』八重洲北口徒歩2分
   東京都中央区八重洲1-4-20 喜望大地会議室

主催:株式会社喜望大地
   大阪本部オフィス TEL:06-6372-1313 担当:阿部
            フリーコール:0120-59-8686

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■編集後記

最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。

早いもので、アッと言うまに1月が終わりました。
洲山としては、大きなバンクミーティングが2件あり、
メガバンク・地銀・第2地銀・信金・信組の理解を得る
再生計画作りに智慧を出しながら、
全ての金融機関のご理解を得るソリューション提案こそ、
事業再生家の真髄と信じ、プレゼン資料の作成とプレゼン
を実施しました。
桜の咲くころには、花見を楽しむ心の余裕ある
状態を目指しています。
これからも、毎日の仕事に喜び、将来に明るい望みを持ち、
大地に根を生やした企業サポートに邁進します。

事業再生に関しての問い合わせに関しては、
事業再生を志す方のメール相談を洲山が秘密厳守で承ります

事業再生・M&A・事業承継に関してはお気軽にご相談下さい。

⇒ 0120-59-8686

執筆、取材、講演等を受け付けております。
お気軽にどうぞ。

⇒ 大阪本部オフィス:TEL(06)6372-1313 阿部事務局長宛

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