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「社長に笑顔と勇気を与え続ける!」悩める社長の救世主:洲山(しゅうざん)
vol.521 令和元年12月20日号 発行部数21,488部
「地獄に仏と感謝され、ピンチをチャンスに変える、洲山レポート」
今回のテーマは、「情報開示しなければ虎児を得ず 特集号」
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『地獄に仏』と感謝され、ピンチをチャンスに変える
悩める社長の救世主 洲山(しゅうざん)です。
忙中学びあり
京都市倫理法人会のナイトセミナーに参加して、
大島修治レクチャラーの素晴らしいお話しを拝聴しました^_^
平成8年に、暴漢に大火傷を負わされ、医師から、助からない、
と死亡宣告を受けながら、恐怖と痛みに耐えながら
⇒ 続きは、編集後記で
本号は、喜望大地東京本部なM&Aコンサルタント坂本利秋が、
『情報開示しなければ虎児を得ず』を熱く語ります。
前回までに買手候補への打診の進め方について述べました。
今回は、打診先からの反響後の対応についてお話いたします。
1.打診先からの反響と追加質問への対応
打診時に使用した匿名シートは先述の通り、
売手企業の最低限の情報を開示したもので、
絶対に企業が特定されない内容になっています。
それでも業種、商圏、規模から買手候補が自社の買収方針に
合致するかの判断ができるのが匿名シートの価値です。
著者のおすすめどおり皆さんが売手専門の支援会社と
契約していることを前提としますが、
匿名シートは売手専門の支援会社から、
買手の支援会社、さらに買手候補へとリレーされます。
買手候補が匿名シートに興味を持つと、
さらに検討を進めるために必ずいくつかの重要な質問が出てきます。
この時点では、複数の買手の支援会社へ声を掛けることが
一般的ですから、複数の買手候補から複数の買手支援会社を通して、
多くの質問が来ることになります。
よって、売手専門の支援会社の大事な仕事の一つが、
これらの質問をリスト化し、似たような質問は一つにまとめる、
回答の必要性が低いものは優先順位を下げる事です。
あまりよろしくない支援会社だとこの辺りの交通整理ができず、
そのまま売手企業へ丸投げしたりしますので注意しましょう。
必ずと言ってもいいほど、出てくる質問を幾つか紹介します。
・売手の社名
・具体的な売却価格の目安はもしくは下限は
・方法は100%の株式売却のみでしょうか
・売却後の代表者の希望処遇
・直近3期の主要顧客、外注先の上位5社の社名とその金額
・所有不動産リストと時価情報
・直近の組織図、運営体制
・従業員リスト(匿名、雇用形態、給与、年代、保有資格など)
・退職金規定有無と退職金の積立状況
・借入金(金融機関、長短、金額、返済実績、担保有無等)
一部は回答せずでも良いですが、
買手の詳細検討にどうしても必要な情報ですから、
可能な限り回答するのが基本です。
回答の仕方は主に2種類あります。
・質問回答表を作成し、そこに回答を記入するもの。
・企業概要書(IMとも呼ばれます)をあらかじめ作成する。
企業概要書は、想定される質問への回答を
あらかじめ資料としてまとめたものです。
少し変ですが、一般的な会社概要に売却希望価格、
主要取引先、匿名での社員リスト等を追加したものが、
M&Aの世界で言う企業概要書のイメージです。
中小企業の売却支援の現場では、
売手がある程度以上の規模だと企業概要書を
作成するのが一般的になってきます。
2.機密保持契約の締結
当然ですが、ここでは必ず社名を明かしますし、
財務データなども開示しますので情報漏洩対策が必要です。
企業概要書や個別質問への回答前に、
必ず秘密保持契約書を締結します。
他にも機密保持契約書、NDA、CAと言ったりしますが
一緒と考えて構いません。
双方で秘密・機密の保持を約束し、
漏洩時には損害賠償するぞまで盛り込まれたものです。
これらの双方での約束形式だけでなく、
機密保持誓約書等のように買手から売手へ一方的に
差し入れることもあります。
さすがにこれを忘れる売手支援会社は無いとは思いますが、
自衛の手段として必ず秘密保持契約の締結を確認してください。
打診後の回答が一通り終わると、
今度は買い手候補がそれぞれ資料を分析した上で、
正式に買収意向の有無と金額などを表明する工程に移ります。
各社で決裁機関が異なりますが、取締役会、投資委員会等で
正式に決定します。
買手企業の代表者名で意向表明書という押印された紙が
提出されることが一般的です。
買手候補も相応な人数と時間をかけて検討し、
さらに代表者名で書面提出しておりますので、
絶対に恥をかくわけにはいきません。
恥とは、提出したものの、売手から瞬時に断られる事態です。
よって書面提出前に内々で、買手の支援会社を通じて、
売却希望額には届きませんがこの金額でも検討可能ですか
と聞かれることが多々あります。
このように買手が意向表明を出すには、
相応の労力とそれなりの覚悟が必要という事を
売手も覚えておいてください。
3.虎穴に入らずんば虎子を得ず
それでも売手企業が極端に情報開示に消極的なことがあります。
情報漏洩を心配なさるのも良くわかりますが、
このような企業へは意向表明が出にくいものです。
情報が少なくそもそも金額算出ができないケースの他、
悪い情報を隠蔽しているかもしれないから
これ以上検討に時間をかけるのは止めようとなります。
思い出してください。
信頼のおける売手専門の支援会社と契約をし、
打診リストを精査してNG候補先は削除し、
さらに機密保持契約を締結したはずです。
売却を進める中で情報開示は不可避です、
慎重ながらも勇気を持って進みましょう。
大事なことを失念していました。
匿名シートによる打診から意向表明までの目安は1か月間です。
規模が大きい会社、
回答が遅い場合等はもう少し伸びることがあります。
【まとめ】
匿名シートの後には詳細情報の開示が不可避
機密保持契約は必ず締結
虎穴に入らずんば虎子を得ず
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■編集後記
最後までお読みいただき感謝します。
忙中学びあり
京都市倫理法人会のナイトセミナーに参加して、
大島修治レクチャラーの素晴らしいお話しを拝聴しました^_^
平成8年に、暴漢に大火傷を負わされ、医師から、助からない、
と死亡宣告を受けながら、恐怖と痛みに耐えながら
死の淵から蘇った壮絶な体験は、
すざまじいの一言では語り尽くせない世界です!
セミナー内容は、とにかく明るく元気で、勇気を貰えます。
お疲れ様ですではなく、お元気様です。
を挨拶にしましょう!
は、納得ですネ!
月間復活の編集長としまて、早速取材依頼をしましたから、
来春には実現して、記事化して、読者に勇気を与えたいと、誓いました。
大島修治レクチャラーの益々のご活躍を祈念申し上げます。
⇒ https://www.facebook.com/gmminet/
メルマガを最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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