石井博コンサルタントコラム

製造業の皆様、人的要因による凡ミス(ポカミス)を撲滅する努力をされていますか?

前回のメルマガでは、製造現場において7つのムダを意識して
生産活動をしているか、その7つのムダの中で重要視されている
『つくり過ぎ(加工)のムダ』、『運搬のムダ』とともに
改善効果が大きく、優先的に取り組む必要がある
『手待ちのムダ』についてご紹介させていただきました。

今回は、ムダの撲滅同様に『人的要因による凡ミス(ポカミス)』の
撲滅についてご紹介させていただきます。

現在、当方代表の洲山と大阪常勤コンサルタントとチームを
組んで、某製造メーカー様のご支援をさせていただいております。

毎月開催する経営会議に参加させていただき、
前月の部門別損益状況、営業活動の状況の他、
品質トラブル関係の報告も議題にあがります。

品質トラブルについては、設備要因と人的要因に大別されると思いますが、
同社のトラブル内容は人的要因に起因するところが多い様で、
いかに凡ミス(ポカミス)を軽減させるか、
引いては撲滅させるかが、大きな課題となっております。

製造メーカーにとって、不良の発生は致命的であり、
一口に不良といっても、原因は加工ミスや異物混入、
ワーク違いなどさまざまではありますが、
背景に共通することは作業者に起因することが
大きいといわれております。

つまり、人によるミスを防げば、不良対策は相当進むことに
なります。この人によるミスを総称して 『凡ミス(ポカミス)』
といい、凡ミス(ポカミス)を防ぎ、
不良を流出させない様に工夫することを
『ポカヨケ』 といわれております。

同社の場合は、機械、設備、治具等については
ポカヨケの設置状況は進んでいると思われますが、
人的な部分、いわゆる作業者の方々のモノづくりへの考え方、気持ち、
については少し遅れている様に思われます。

トヨタ生産方式には、『後工程はお客様』 という基本の考え方が
存在しており、後工程に不良品を流出させず、
自工程で100%の品質を保証する、
という考え方で生産活動をされております。

現在、同社では、過去の事例をもとに、
どれほどの致命傷をその企業が被ったか、
また、逆にどの様に対処したことで評価を得たかを
作業者の方々を交えで部門内で
ディスカッションしていただくこととしました。

作業者の方々にも品質トラブルが、
企業にとってどのくらい致命的なことかを
ご理解いただければと思います。

いかに現場の作業者の方々を巻き込んで対策を
講じることが重要ではないでしょうか。

小職でよろしければいつでもご支援させていただきます。

 

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