石井博コンサルタントコラム

製造業の皆様、問題解決の進め方が明確になっていますか?

前回のメルマガでは、製造現場において
『人的要因による凡ミス(ポカミス)』 を軽減させることでトラブル、
クレームの大半はクリアーできるのではないか、
ということをご紹介させていただきました。

今回のメルマガも前回に引き続き、
人的要因による凡ミス(ポカミス)を撲滅させるためには、
どの様に進めていけばよいか、どの様な考え方で進めていけばよいか、
ということをご紹介させていただきます。

先日、本屋で、『トヨタの問題解決(著者:(株)OJTソリューションズ)』
という興味深い書籍があったので、早速、購入して読んでみました。

トヨタでは、従業員全員の方々が、問題解決をするために
『8つのステップ』に沿って問題解決をしていく、とのことで、
そうした『考え方』が身についており、
それがトヨタの本当の強さだ、とうことです。

トヨタは、製造現場で日々発生する問題を解決していく
『改善力』は優れていても、市場の勢力図を塗り替える様な
アイデアや商品を生み出す『革新力』には欠けているのではないか、
というイメージもあることは事実だそうです。

トヨタでは、日々発生する問題を対処することを
『発生型問題解決』とよび、自らが問題(あるべき姿)を設定して、
それを解決していくことを『設定型問題解決』とよび、
分けて考えられているそうです。

実は、この『設定型問題解決』こそが、
トヨタのイノベーションの基礎となる考え方になっているとのことです。

また、上述した2つの問題解決以外に最上位の問題解決方法として
『ビジョン指向型問題解決』という問題解決方法が存在しており、
階層により問題解決方法が相違してくるとのことです。

発生型問題とは、
昨日発生した問題、今日発生した問題、
あるいは慢性化して日々困っているような問題のことをいい、
既にある、あるべき姿(目標や基準、標準)に達していない問題
のことだそうです。

設定型問題とは、
現状ではあるべき姿の基準を満たしているが、
より高い次元のあるべき姿を新たに設定して、
意図的にギャップ(問題)をつくりだすことだそうです。

そして、ビジョン指向型問題とは、
中長期的視野をもって世界情勢など大きな視点からあるべき姿を設定し、
現状とのギャップを埋めていくことだそうです。

いかがでしょうか、皆様の会社様では『発生型問題解決』に
留まっているだけであり、『設定型問題解決』、『ビジョン指向型問題解決』
まで踏み込んで問題解決をされているのでしょうか。

世界的な企業であるトヨタもこの様な考え方で問題解決を
されているとのことです。我々中堅中小企業も見習うべきところは
沢山あるのではないでしょうか。

小職でよろしければいつでもご支援させていただきます。

 

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