石井博コンサルタントコラム

製造業の皆様、問題解決の8つのステップ(STEP6:対策を実施する)

前回のメルマガでは、
『トヨタの問題解決(著者:(株)OJTソリューションズ)』 という
興味深い書籍に記載されていたトヨタ従業員の方々が、
問題解決をするための考え方には、8つのステップがあり、
『STEP5:対策計画をたてる』 ためには、
真因ごとにできるだけたくさんの対応策を洗い出すことが
重要であり、対応策の検討の仕方、対応策の評価の仕方、
そして優先順位のつけ方についいてご報告させていただきました。

今回のメルマガは、『STEP6:対策を実施する』です。
このSTPで最も重視すべきなのは、スピーディーに実施することであり、
集中的に取り組む必要があります。
なぜ、スピーディーに集中的に取り組む必要があるかというと、
環境の変化によって真因やその対応策が変化することが
考えられるからです。

また、進捗状況を確認することも重要であり、
その進捗状況を関連部署に報告することも重要です。
タイムリーに関連部署に報告しないと、
仮に悪い情報の場合は関係者の仕事に悪影響を
及ぼしかねないことからです。

また、『STEP5:対策計画をたてる』で打ち出した対応策が
複数ある場合は、それらをすべて実行に移さなければなりません。
なぜなら、対応策をすべて実行に移さなければ
目標を達成することはできないからです。

従って、1つの対応策を実施し解決したら、
即、次の対応策を実施しなければなりません。
途中で諦めることなく、成果がでるまでやりぬくことが重要であり、
失敗という結果もひとつの成果であると思って取り組むことが
重要ですが、対策の効果がでない場合は、
再び 『STEP4:真因を考え抜く』に戻って
真因を検討する必要があるでしょう。

トヨタ自動車の場合、やり抜くために、
『やり抜かないといけない理由』をつくっているようです。
『やり抜かないといけない理由』とは、
対策の成果を発表する機会を設けているということです。
対策の成果を発表しなければなりませんから、
やらざるを得ない、ということになります。

その機会がQCサークルや階層別研修の場に該当するそうです。
やらないといけない理由をつくる、それによって、
対策が放置されるという事態を防ぐことができる、
ということです。

まずは、成果を出すことを考えて、
能動的に行動することが大切である、と言い切っておりました。

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