石井博コンサルタントコラム

製造業の皆様、QCサークル(QC活動)を実施していますか?

前回のメルマガでは、ECRSの原則をご理解いただき工程、作業、
動作を対象として改善・改革に取り組むことが重要である旨
ご説明させていただきました。

また、利益の源泉は現場にある訳ですから、
いかに現場の方々(作業者の方々)を巻き込み改善・改革を
進めていくことが重要な旨ご説明させていただきました。

今回のメルマガは、現場の方々を巻き込み改善・改革していくためには、
QCサークル、QC活動、小集団活動と言われている活動を通じて
進めていくことが早道であると言われております。

ウェイキペディア(Wikipedia)によると
QCサークルとは、同じ職場内で品質管理活動を自主的に
小グループで行う活動である。

全社的品質管理活動の一環として自己啓発、相互啓発を行い、
QC手法を活用して職場の管理、改善を継続的に全員参加で行うものである。

基本理念として、
1.人の能力を発揮し、無限の可能性を引き出すこと
2.人間性を尊重し、生きがいのある明るい職場をつくること
3.企業の体質改善・発展に寄与すること

QCサークルが上手に活動できていれば、現場の方々の
『学ぶ喜び』、『学んだことを実践する喜び』、
『仕事を通じて会社に貢献する喜び』 等を味わうことができます。

確かに、資金繰りに窮している状況でQCサークルなんて、
それどころではない、やっていられない、と思われることと思いますが、
利益の源泉は現場であり、
いかに改善・改革することが自社の利益に結びつくか、
ということになると思います。

では、どの様にしてQCサークルを進めていくのでしょうか。

一般的にはPDCAの管理サイクルを回していくことです。

計画P(Plan)を立て、それに従って実行D(Do)、
その結果を確認C(Check)、
必要に応じて改善・改革A(Action)をすることです。

国際規格である、品質マネジメントシステムISO9001、
環境マネジメントシステムISO14001においても継続的に
改善していくPDCA管理サイクルを構築することが要求されています。

先ずは、現場で計画P(Plan)を立案する必要がありますが、
これも事実にもとづいた、データにもとづいた計画を
立案しなければ意味がないと思います。

以前発行したメルマガでQC七つ道具のパレート図を利用して、
不良要因の大きいものから改善・改革していくことをご紹介しました。

データにもとづいた計画とは、まさに、現場の現状認識から
あるべき姿とのギャップを埋めていくことだと思います。

製造業では突き詰めると、いかに時間当たりの出来高を上げるか、
いかに不良率を低減させるか、
いかにその製品を製造するにあたり従事している作業者を減らすか、
ではないでしょうか。

現場での地道な改善・改革活動をすることで
高収益企業に生まれ変われることと思います。

そのためにもQCサークル、QC活動、小集団活動を
活発化させることが重要ではないでしょうか。

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