前回のメルマガでは、
新型コロナウイルスの影響により中小企業の資金繰り支援、
とのことで経済産業省から開示しているレジュメが最も参考
になる旨ご説明させていただきました。
また、法人、個人問わずに活用可能な制度が記載されている
レジュメについてもご案内させていただきました。
緊急事態宣言は5月25日(月)に解除されましたが、
経済再開については前のめりになるのではなく、
感染防止策をしっかりと取って、感染第2波、第3波に備えつつ、
徐々に段階的に経済活動を進めていくことが重要であると思います。
我々の働き方も変化しており、面前での打ち合わせから、
Zoom、Skypeというようなビデオ・Web会議アプリケーションを
使用した会議(いわゆるテレビ会議)に変化してきております。
先日、クライアント先の製造メーカー様とZoomにて打ち合わせを
しておりましたところ、工程内不良の議題が上がり、
いかに改善・改革するか、ということで議論させていただきました。
得意先に対しての不具合流出については0.7%以下で、
得意先の担当者レベルで気をつけて、
と言われる程度とのことでしたが、
実際、社内での工程内不良率はどうなのか調査したところ、
2.0%前後は発生しているとのこと。
得意先への出荷検査時にも選別しているとのことなので、
当該部品を製造する工程すべてにおいて不良率、
不具合要因の現状を把握することから始めることとしました。
作業者の方々には煩わしいと思われるかもしれませんが、
作業日報を書いていただくこととしました。
作業者の方々には、なぜ、作業日報を書いていただくか目的を
明確にしてから進めていただくこととしました。
同社の場合は、当該部品のみがクローズアップされておりますが、
他部品についても同様なことが発生していると思われますので、
再度、全作業者の方々には自工程にて100.0%保証をしていただき、
次工程に渡すことを意識していただきたいことを
再度ご認識いただくこととしました。
次回打ち合わせ時までに当該部品について、
工程ごとに不良率、不良要因を明確にする。
先ずは現状把握することから進めていただくこととしました。
その後、現状とあるべき姿のギャップを埋めるために、
いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように、
いわゆる5W1Hにて改善・改革していく、ということになります。
小職でよろしければいつでもご支援させていただきます。