神崎和也コンサルタントコラム

『まったく西洋人て奴は、、、、』映画を見ての考察

『まったく西洋人て奴は、、、、』

こんなことを書くとまた怒られるかもしれませんが、
私が昔から疑問に思っていることがあります。

いや、疑問っていうよりむしろ滑稽と言った方が良いのかもしれませんが、
ふと先週TVで私の大好きなアンジェリーナ・ジョリー主演の『SALT』
という映画が再放送されていたものを見ていた時に、
その感覚を思い出したのです。

この映画に限らず、トム・クルーズや、ブルース・ウィルス、
シルベスタ・スタローン等の俗に言うハリウッド映画に共通する思想
というかお約束事ですが、自分の大切な人を守るためには、
全く無関係な人々にどれだけ迷惑をかけても、
罪のない人がどれだけ傷ついたり、
死んでしまっても構わないというお約束事です。

前述の『SALT』では、愛しのアンジー演じるところの、
CIAエージェントのSALTがロシアとの二重スパイの容疑をかけられ
拘束されたが、愛する夫(ロシアのエージェントに誘拐されている。)
を助けるために逃亡し、いろいろな出来事が起こっていくという
シンプルなお話ですが、その過程がもう無茶苦茶すぎます。

先ず、拘束されていたCIAの建物から逃げ出すシーンですが、
彼女の逃亡を阻止しようとするガードマン達を殴り倒すは、
打ち殺すは、挙句の果てに爆薬物でぶっ飛ばすはでそれはもう大変です。

でも、彼ら達はただそのビルを守るっている仕事をしているだけで、
国家に反逆する悪者でもありません。
ただ単に自分の職務を忠実に遂行しているだけですし、
上司の命令に従っているだけなのに、あそこまでする必要はあるでしょうか、
彼らにだって愛する奥さんや可愛い子供さんもいるはずなのに、、、、

しかし、愛する夫を助けたいアンジーにはそんなことは関係ないのでしょう。
(この時点では、ただ夫と電話連絡がつかないだけなのに、、、)
何十人もの罪の無いガードマンを傷つけ、
建物から脱出に成功したアンジーを待っていたのは、

ハリウッド映画お約束のカーチェイスです。
最初は走って逃げていた彼女が、
橋の上からフリーウェイを走っているトレーラーの屋根に飛び移って
からが大変です。何台もの車がクラッシュし、大破しています。

車両保険はちゃんとおりるのでしょうか?
事故証明はどうやってとるのでしょう。
誰に損害賠償すれがいいのかと、おせっかいな私が気を揉んでいるうちに、
アンジーちゃんはまたまたとんでもない行動に出たのです。

追い詰められた彼女は走っているバイクのライダーに、
スタン・ハンセン顔負けのウェスタンラリアットをかまし、
バイクを強奪逃亡したのです。

最低でもむち打ち症で全治数か月、
打ち所が悪ければ死んでしまってもおかしくありません。
なんせ、走っているバイクから投げ出されたのですから。
あのライダーは何か悪いことをしたのでしょうか?
その後のアンジーの活躍?は割愛しますが、一事が万事この形です。

繊細な私はいつも考え込んでしまうのですが、
この手の映画の根底には
すべて同じような思想が流れているような気がします。
『人の命には軽重がある。』と言う事です。

『自分たち(おもに西洋人)が正しいと言う事は地球上におけるすべての人が
正しいと思わなければならない。』という思想です。
ジョン・マックレーンは娘を助けるために何百人の人を傷つけたのでしょう。
傷つけられた人たちは全てが悪意があったのでしょうか、
その大半は、軍人や警察官で業務命令に従って出動しただけのごく普通の
人たちだったはずです。
それでも、娘一人が助かれば、『Happy end.』 

『しお』
大阪の梅田で働く三流コンサルタントのカンザキは重要な会議中にも
かかわらず、机の下でiPhoneをいじっていた。
『あれ、嫁はんと連絡が取れへんやんけ。
今日は麻雀で遅くなるから孤独のグルメseason 4を録画して欲しいのに、、』
15分後、『あれまだ返事けえへんやん。
おかしいな、また安もんのホストクラブでも行ってのかな?』
だんだん心配になってきたカンザキは、ついにたまらず
『嫁はんと連絡が取れへんから、家に帰らしてください。』
と上司に申し出ましたが、そんなの認められるわけがありません。

愛する嫁はんのことで頭に血が上ったカンザキは、
止める同僚のイシイさんをコブラクラッチで眠らせ、
ミヤウチさんをツームストーン・パイルドライバーでやっつけて
会社から逃げ出した。
エレベータを出たところにいるUFC(ウエダヤスコ・ファッション・カレッジ)
の学生たちをただ邪魔だからとグーで殴り倒し、
自慢のジョン・ロブの靴で蹴り倒し、ついでにスカートまでめくる始末です。
セブンイレブンの前で、ヤクルトレディ
(今はヤクルトおばさんとは言わないのですよ。)に
ダイビング・エルボードロップをみまって自転車を取り上げたカンザキには、
顔からアスファルトに突っ込み、
鼻がつぶれ前歯が折れ血まみれになったヤクルトおばさん、いや失礼、
ヤクルトレディは目に入らないようだ。

ヨドバシカメラを通り過ぎ、曾根崎警察署の前で事もあろうに白バイ隊員に
ミサイルキックを浴びせ白バイを奪って、南森町を右折、
堺筋を時速100km以上で南下するカンザキであった。

大阪人には常識ではあるが、堺筋は北行一方通行道路なので、
道路はもう大混乱。阿鼻叫喚地獄と化した。
カンザキが直接接触した車は345台、避けようとしてぶつかった車は684台、
負傷者1,567名、死者 21名と大阪府警創設以来の大事故となったらしい。
人身事故も数え切れず、
被害総額は軽く見積もっても10億円を超えるであろう。

この騒ぎにより、潰れた商談、破局した恋、精神を患った人、、、
被害者を数え上げるだけでも気が遠くなりそうだ。
あぁもうこれ以上考えるだけばからしくなってきた。
こんなことが許されるはずはない。これではただの犯罪者だ。

そうだ、この感覚は、羊や牛は殺して食べてもいいが、
イルカや鯨は可哀想というのと通じるところがある。
自分たちの価値観でしか他者を判断できない、他国の文化、
伝統、歴史には敬意を払わず、
自分たちの善意を押し付けるというあの傲慢な考え方だ。

あぁ、まったく西洋人ってやつは、、、、インドのジャイナ教のように、
完全に殺生を禁止するために、マスクをし(息で虫を殺さないよう)、
水は布で濾し(水生昆虫の卵を殺さないよう)
聖職者は植物に対する殺生をしないように全裸で過ごしている等、
ここまで徹底していれば立派ですが、そんな話は聞いたことはありません。

グリーンピースの人たちはお肉を食べないのかしら、、、、、

 

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