円安が止まりません。
$1=121.40円(2014年12月6日時点)
10月31日の黒田バズーカ第二弾により、
たった一か月強で109.21円から12.19円もの円安に動きました。
FXを少し齧っている私としては、
黒ちゃんLOVEってとこですが、この円安がどこまで続くかが、
今後の神崎家の資産形成に大きな影響を及ぼしかねません
ので、緻密な分析と冷静な判断が必要です。
過去大きくドル円相場が動いたのは、
1.1971年ニクソンショック⇒スミソニアン合意(360円固定⇒308円 円高)
2.1973年⇒1978年 第一次石油ショック以降(308円⇒176円 円高)
3.1979年 第二次石油ショック 250円
4.1985年 プラザ合意 242円⇒150円
5.1987年 ルーブル合意を経て、再び円高加速 1995年 79円75銭
6.1998年 日本の超低金利政策と山一證券、日本長期信用銀行等の破綻により
147円66銭(1998年8月)
7.2008年 リーマンショック、その後のギリシャ財政破綻、東日本大震災
2011年10月31日 75円32銭
それ以降は、3年間は徐々に円安傾向が進んでいましたが、
2013年3月20日我らがヒーロー黒ちゃんが日銀総裁に就任してから、
次々に繰り出す金融緩和策に市場が好感を持ち、
米国経済の堅調な推移もあったことから、
2014年10月までの約一年半で107円前後と
約7%の円安となっていましたが、
何を考えたか10月31日に前述の黒田バズーカ第二弾を放ち、
たった一日で3円も円安してしまいました。
こうなれば、ミセスワタナベも黙っていません。
それまではパートをしながら、
ITバブルでこうむった傷を癒していましたが、
心の奥に押さえつけていた金銭欲がまたぞろ
首をもたげてくるのを誰が止めることができるでしょう。
Ladies and gentlemen. Let’s have a party time!
But, It’s a chicken game.
To the victor belong the spoils of the enemy.
Winner takes all ! Here we go!!!!!!!!!!
株式も同様ですが、信用取引をせず、
現物売買を繰り返している限り、
レバレッジがかかっていないので高が知れてます。
たとえ信用取引をしても3倍しかレバレッジがかかりません。
FXは国内業者でも25倍、海外では400倍っていう業者も
ありますから、ここまで行くと完全な鉄火場ですね。
例えば、100万円入金したとして、($1=100円と仮定)
1倍なら一万ドル買えますが、
レバ400だと400万ドルのポジションが取れることになります。
こうなると1ドルあたり、一円上下すると400万円の損益が
発生することになります。
ロスカットラインを50%とすれば、約50万円
(実際は手数料等を加味するのでもう少し低くなる。)なので、
ドル円相場が12.5銭外れるとロスカットされてしまいます。
この証拠金レベルでは、酷いときは注文を入れた瞬間、
レートが動き、ああっつという間にロスカット。
涙を流す暇もありません。
ルーレットでもボールがホイールを廻る間、
ブラックジャックならディーラーがカードを撒く間、
バカラならプレイヤーがカードを気合を入れて、
絞る間は楽しめます。(どれもせいぜい数十秒ですが、、、)
FXはこれらのカジノで代表的な賭博よりも、
賭博性は高いと思います。
しかし、実際に経験して感じたことは、
元金(証拠金)が大きければトレンド(円安、円高)に乗るだけで
比較的簡単に資産形成できます。
が、しかしそうじゃなければ、一攫千金、
カジノよりスピーディーな博打と言えるでしょう。
低レバレッジで十分な証拠金を積み、
トレンドさえ読み間違えなければ結構面白い投資だと思います。
次の大勝負は、円高に転換するときです。
終わらない春はありません。
どこかで、また100円を切る局面が出てきますので、
その時こそ最後の聖戦です。
それまでは、バットを短く持ち、コツコツ、
ちょびちょび利確しながら、現在の円安基調に合わせていきます。
もうこれ以上、上がれへんかなぁ。(まだまだ上がる。)
まだまだ上がるやろ。(もうこれ以上、上がれへん。)
さぁ、どっち。毎日揺れ動く心を制御しながら、過ごしています。
そやけど取り敢えずちょこっと儲かったし、
BMW i8 でも買いに行こ。(笑)