神崎和也コンサルタントコラム

人工透析は誰の為?

先月、公立福生病院で透析をしない事を選んで
亡くなった女性(当時44歳)についての話題が
世間で大きく報道された事を
覚えていらっしゃる方も多いでしょう。

日本は透析大国で、2015年時点で、
32.5万人の透析患者がいて、
年間5000人のペースで増加中だという。

という事は現時点での透析患者数は34.5万人
となると思われる。

また、透析患者1人に対して年間約500万円の
医療費を国庫が負担していると考えると、
単純計算で約1兆6,250億円。

透析患者は合併症も起こすことが多いので、
その分も含めればざっと2兆円もの医療費が
人工透析をしている患者のために使われている計算になる。

日本の医療費は全体で42兆円なので、
透析関係には医療費の4.8%も使われている事になる。

総務省統計局によると、
平成31年3月1日現在の日本の人口は、
1億2,622万人という事なので、
人口比率わずか0.25%の人に医療費増額の4.8%が
費やされている事になる。(普通の人の20倍!)

この数字を見てどう感じるかは人によって違うので
一概には言えないが、
私の個人的な意見から言わせてもらうと
『異常な数値、一部の医者の飯の種にされている。』
としか思えない。

勿論、それ(人工透析)しか治療法が無いのであれば
仕方がないかもしれないが、海外の事例を見れば、
アメリカでは40%、ヨーロッパでは50%となっており、
治療法として腎移植を選んでいるの人の数の方が
多いのが現状である。

腎移植の費用は、約400-500万円かかるが、
透析患者の平均余命(透析を開始する年齢によって
大きくばらつきがあるが総てをひっくるめて)
9-10年を考えると非常にリーズナブルと言えるでしょう。

また、透析にかかる時間も考慮に入れねばなりません。

一般的に週三回、一回4.5時間かかるという事なので、
年間約700時間、時給1,500円としても年間100万円以上のロスです。

前述したように透析患者数は32.5万人、
総額3,412億円になります。

ちなみににほんのサラリーマンの平均時給は
『2,405円』ですから、これはかなり控えめな
計算だとも言えます。

通院時間等を考慮すれば、優に1兆円を超え、
これに前述の医療費2兆円を足せば、
人工透析には、な、なんと3兆円もの莫大なコストが
かかっているのです。

繰り返しますが、週3回病院に通い、
一回4.5時間もベッドに縛り付けられるのと、

腎移植を比較するとどちらが患者のQOLの
向上になるのか考えるまでもありません。

前述の公立福生病院のケースでも、
日本透析医学会が
『厚生省の公表したガイドラインに沿った、
維持血液透析の開始と継続に関する意思決定プロセスについての提言』
を参考にしながら、全ての患者さんにより良い医療と
ケアを提供すると発表しましたが、
受益権者が自らの権益を手放すはずがありませんから、
このような調査は全く無意味です。

この状態を放置すれば、またぞろアジア諸国から、
透析の為に在留権をもった外国人の親族が大挙して
来日しかねません。

一刻も早く、人工透析から腎移植へ舵を取り、
小児医療や子育て支援、教育無償化にそのお金を
振り分けるべきです。

暴論ですが、年間の出生数は約100万人ですので、
(透析を止めれば、)一人産んだら300万円の
祝い金を出すことが出来ます。

これの方がよっぽど生産的だと思うのは私だけでしょうか?

 

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