先日、北海道に行ってきました。
ふるさと納税で手に入れたピーチの格安航空券の期限切れが
迫ってきたので、取り敢えずどこかへ行こう!
そうだ、旭川の大黒屋にジンギスカンを食べに行こう!
ここの厚切りラックは絶品だ!
札幌の『だるま本店』もいいけれど、
個人的には『大黒屋』が一番だぜ!
と急遽、関空から飛行機に飛び乗りました。
所詮、ふるさと納税で貰った格安航空券です。
LCCです。第二ターミナルが遠くても、
座席が少々狭くても、そんな事で文句を言う私ではありません。
関空を飛び立ち、30分位すると真後ろの席から
『ギャーッ、グウェー、ワッー』と切り裂くような
鳴き声(喚き声)が聞こえてきました。
勿論、子供は泣くものです。
そんな事で怒り出すほど了見の狭い私でもありません。
が、しかし、10分以上たっても一向に泣き止む気配がありません。
それどころかどんどんボルテージは上がっていくばかりです。
育てた親の顔が見てみたくなり、
後ろの席を見た私は思わずフリーズしてしまいました。
あの狭いLCCの座席の合間に寝ころび、喚き散らす子供
(推定2歳~3歳)を一切無視して30歳くらいのお父様は
一心不乱に携帯でゲームをしていたのです。
一緒に遊んであげるとか、あやすとか、叱るとか、
黙らせる方法はいくらでもあるはずですが、
そんな事を一切せず、我関せずとスマホ三昧でした。
見たところ、普通の勤め人には見えませんが、
半グレまではいかず、1/16グレくらいの感じです。
私の優しく美しい奥様(今後はこの形容詞を使う様に言われています。)
も後ろを振り向き、その母親(多分)を見たそうです。
その母親も、子供の狂態には一切関知せず、
寧ろ私の優しく美しい奥様をひたと睨んできたそうです。
「子供は泣くもんや、ガタガタ言うな!ほっとけオバハン!」
とギリッ、ギリッと音の出るくらいの目力だったそうです。
目の周りに100本くらいのひじきを貼り付け、(あっ、マツエク?)、
指の先に長さ5cmはありそうなカラフルなとんがりコーンを貼り付け
(ネイルのつもり?)、
こいつも親指の腹で器用にスマホを操っています。
そら子供も抱けんわな。大阪の電車の中や、
デパートの中でとことん泣き喚いているのは
大体お隣の国の方々が多いと思ってましたが、
まさか飛行機の中でこんな家族に出くわすなんて、
超ラッキー、五月蠅かったけど楽しませてもらえました。
彼らがこれからどんな人生を歩んでいくのか非常に興味が
あります。住所氏名を聞いておけばよかったなぁ。
定点観測したいなぁ。
子供が泣くのは自然の摂理。
それを非難するつもりは全くありません。
しかし、せめて親の責任として、周りの人に気を使い、
泣き止むように子供をあやすくらいの気遣いは必要でしょう。
それもできないようなら、公共の場所に出ず、
山奥の一軒家に暮らしてください。
所ジョージさんに聞いたら教えてくれると思いますよ。
いや、日本は広い。色々な人がいてますね。
最近の若い奴は、、、、と思っていたら、
帰りの電車の中で別の意味で凄い女の子に出くわしました。
行きの親子を超えるくらいの、、、、、、
えっ、どんな女の子だったかって?
それは次回のお楽しみ