神崎和也コンサルタントコラム

日本年金機構から『料率が変更になります』を斬る

日本年金機構・全国健康保険協会からお手紙が来ました。

どうせろくな事が書いてないだろうと、内容を確認すると案の定、
『令和3年3月分(4月納付分)から健康保険料率が変更になります。』
との事。

お役所が変更と言うときは必ず値上げです。

素直に値上げと書かんかい!

もう私も大人ですから、こんな些事には拘りませんし、
怒ったからと言って何が変わる訳でもありません、
完全に諦めモードで、そのお知らせを読んでみました。

そうです、活字中毒の私は隅から隅まで
一言一句読んでみなければ気が済まない質なんです。

そうすれば、やっぱり、何のことは無い、
ごくごく小さい字で嫌な事が書いてありました。

『健康保険料率10.29%のうち、6.76%分は
加入者の皆さまの医療費等に充てられる基本保険料率となり、
3.53%は後期高齢者医療制度への支援金等に
充てられる特定保険料率となります。』

こら! 人を馬鹿にしとんのか!

(皆様)って漢字で書いてても読めるわい!

むしろ(充てられる)の方が読める人は少ないのとちゃうか。

ってそんな話やないがな。

なんでただでも高い健康保険料の三分の一以上を、
暇つぶしや趣味で病院にいっている後期高齢者への支援金に
使われなあかんねん!

世代間の相互扶助とか綺麗ごとを言っても騙されへんで、
ただでさえ年金制度で大きな既得権益を持っている後期高齢者を、
現役世代がそこまで面倒を見なければならないのか訳が分かりません。

旧共済年金に入っていた80歳以上の元公務員なんかは月額30万円以上の
年金をもらい、自己負担10%の後期高齢者医療制度で20代の若者よりも
はるかに優雅な生活を送っています。

勿論、医者も心得たもので、生活保護や後期高齢者等の
自己負担額が低い、もしくは無い人達には
ジェネリック医薬品なんて使いません。

なのになのに、私たち現役世代にはわざわざ郵送費を払ってまで、
ジェネリック医薬品を使えと勧めてきやがる。

私の個人的な意見ですが、3割未満の負担率の人間には、
全てジェネリック医薬品使用を義務化すべきです。

もひとつ腹が立つのは、『後期高齢者医療保険制度への支援金等』の
『等』や!

公務員が『等』という言葉を使うときは碌でもない事を考えているときです。

何たら協会、何たら審議会の天下り先を作って
国民の税金(この場合は保険料)を
掠め取るときに使う常套手段です。

30歳以下の若者達よ!覚醒せよ!

LINEやインスタばっかりしてるうちに、
したたかな老人達に未来をどんどん食い潰されていってんで。

あと10年もしたら私も食い潰す方に回ってしまうから、
あんまり刺激はしたく無いけど、
やっぱりこの国の制度はおかしい。

そもそも年寄りしか死なないコロナで、なんで
世の中全体がここまで負担を強いられなければならないのでしょうか?

そうそう、地味に一番負担率の高い住民税も税率アップが決定してまっせ。

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