宮内正一コンサルタントコラム

筋肉コンサル日記

浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー、宮内です。

この原稿期日の翌々日は大阪マラソン!
51歳の老体にムチ打って、初マラソン4時間完走を目指します。
結果は、このメルマガでご報告(^^)/…って、
皆さん興味ないですね(^▽^;)

さて、喜望大地で事業再生コンサルに本腰を入れ、
丸6年が近づいています。
最近クライアントの皆さんに
「宮内さんて、こんな事も手伝ってくれるんですね」
という事が増えました。

という事で、事業再生コンサルの私しめが日々どんな事をしているか、
この1-2ヶ月の実例を元にお知らせしたいと思います。

題して「筋肉コンサル日記」の始まりはじまり~(^^)/

1.某メガバンク本部からの呼び出しの巻
・クライアントの社長さんから
「宮内さん、サブ取引の某メガバンク本部の偉いさんが、
 宮内さんに会いたいて言ってんまんねん」との事
・本部の偉いさんからの依頼は
「DDS・DES・債権放棄を含む抜本的な経営改善施策をメインの
 信金と進めてほしい」
「現状の10年超の返済計画は認められない」というモノ

・ところがこの会社、業績が徐々に回復し元金返済を毎年増額中。
 15年で借入金完済可能な会社
・そんな状況ですから、メイン信金は現状計画を好評価
・なので、「そんなんメイン信金が受けるはずないじゃん」とリトル宮内の声
・まぁメガさんの顔もあるんで、メイン信金支店長になりゆきを報告。
「宮内さん、そんなんせんかてウチは15年でええで。
 応援するから、上手いことメガバンクさんと調整して~な」
 …ってそうなるわな~

※各銀行さんのお立場を調整すべく、走り回るのがお仕事です

2.相続が争続への巻
・クライアント社長は先代から多くの不動産と多くの借金を相続
・ところが亡くなったご兄弟の子供が
 代襲相続(死んだ親の権利は子の権利や!) で、
 遺留分(遺言があっても最低部分は貰えるど!)を主張して裁判沙汰に。
・私「財産には借金もあんねんで~」という事を
 弁護士さんを巻き込んで法定闘争

※先代過去の金融機関取引、不動産の評価、将来価値の算出等で理論武装し、
 法廷戦略を弁護士さんと協議、勝訴するのがお仕事です。

3.今月は大丈夫の巻
・先月末、「このままでは倒産します」と緊急のおハナシ…社長の顔は真っ青
・「とりあえず今から会社に行きましょう」と現地調査開始。
 私「今月の支払いや銀行返済は大丈夫ですか」
 社長「今月は大丈夫です」…弱々しい声を、すご~く不安に感じた私
 私「来月支払日の5日はどうですか?」
 社長「まったくメドがありません」…それじゃダメじゃん
 私「今からすべての銀行返済ストップしましょう」と宣言。
 「つべこべ言わず、今から銀行にお願いに行きましょう」と
 社長と一緒に銀行訪問
 銀行員「そんな無茶よう言いますな!」とお怒りモード満載
 私「とはいえ今からストップさせていただかないと、
 間違いなく来月倒産ですよ」
・てなやり取りで、何とか1ヶ月の元利金停止の猶予をいただきました。

※社長を励まし、銀行に納得してもらえる経営改善計画書を1ヶ月以内に
 作成するのがお仕事です。

4.誰かええ人いませんかの巻
・売上増強をめざし、人員強化を図っていた社長
・「宮内さん、ウチの営業エース二人が
 独立したいって言ってるねん、どないしょ」
・私「社長、この業界は独立志向強いし、
 無理に引き止めても無駄ちゃいますか」
 「以前から言ってましたけど、
 人を入れて売上上げるという考えはちゃいますよ。
 社長が営業マンになって売上あげて、人手が足らんから募集する、
 のが本筋やと思います」…という事で社長も納得。

※社長に営業を頑張っていただくと同時に、次に採用した方や今の社員さんの
 モチベーションを上げる給与体系、人事システム構築がお仕事です。

5.メインバンク説得作戦の巻
・地元で数十億の年商を持つ会社。取引銀行数が二ケタなので、
 手間がかかりましたが、無事リスケで危機回避。
 期限の1年が近づいてきましたので、次の計画作りが始まります
・A行「再生支援協議会を使った方がええんちゃう?」。
 B行「やっば東京の大手コンサルファームに改善計画を
 作ってもらった方がええんちゃう」。 等々で意見バラバラ
・上位3行の融資額がほぼ同じなので、ブツブツ言う割に、
 どこもメインバンクとしてリーダーシップを発揮してくれない状態
・私「再生支援協議会使うなら、メイン行がリーダーシップ取らんと
 無理ちゃいますか」と投げかけると、全行「しーん…」
・私「大手コンサルファームで500万かかるらしいですが、
 当社にそんなカネありません」…やっぱり「しーん…」
・「費用の2/3を助成してもらえる認定支援機関を活用しましょう」と提案

※認定支援機関の公認会計士と経営改善計画を策定し、
 各金融機関に納得いただくのがお仕事です

6.仕事は終わったのにおカネ払ってくれへん、の巻
・クライアントの社長から
 「売掛の不良債権どうにかならんでしょうか」とご相談
・早速エビデンスをチェック。「裁判したら間違いなく勝てますね」
 「でも、時間もカネもかかるし、勝ったところで回収できるかどうか…」
 「まずはお手紙作戦と行きましょう」とご提案
・お手紙には「払ってくれないと、こんな事あんな事そんな事、
 法的手続きで絶対何があっても払ってもらいますよ~。素直に払うなら、
 ちょっぴりマケてもいいですよ~」を内容証明で発送
・1-2週間後、社長から
 「宮内さんありがとう!!やっと払いおったわ」とお悦びの声

※大阪マラソンが終わったら、回収金で社長と一杯行くのがお仕事です。

 

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