宮内正一コンサルタントコラム

くたばれ、ほうれんそう!

浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー、宮内です。

3か月前から何となく始めた宮ザップ+週3回の筋トレで、
体重は4kg減!社会人になって初、夢の70kg切りを達成しました。

…しかし、家族からは
「何のため、そんなしんどい事してんの?」と冷めた目線…
所詮自己満足の世界ですから(笑)

今回のネタは「くたばれ、ほうれんそう!」でございます。

最近政府は「働き方改革」なる言葉を発して、
色々施策を打とうとしているようですが、何か釈然としません。

8/15日経夕刊に「減らすべきは待ち時間&雑務」
という記事がありました。
本来の業務ではなく、
待ち時間と雑務の多さが労働生産性を下げている、
それらをITを駆使して短縮するんだ…という内容です。

この記事もそれなりの説得力があるのですが…
「もっと本質的な事があるやろ」と
天邪鬼の宮内は思ってしまうのです。

日本企業の労働生産性を下げている真犯人は
「ほうれんそう」&「決裁システム」だ!
と宮内は常々思っているからです。

宮内は前職、不動産ファンドの仕事で、
モルガン・スタンレーの面々と、
70億の売買契約でやりあった事があります。
その時に感嘆したのは、彼らの仕事の速さ!です。
何せ彼らは、種々の問題が発生しても、
担当者がほぼ即決するからです。

さすが外資系エース達は仕事が出来る!訳ですが、
問題の本質は担当者に「権限」と「責任」が
十分に与えられている事だと感じました。

キーワードを並べます。

1.仕事を自己完結できるスキル
2.仕事を遂行するに必要な権限
3.仕事に対する責任
4.その結果、決裁…即決が可能

日本企業でよく言われる「報告、連絡、相談」
なんて概念はここにはありません。

宮内的に言えば、「社員を信用していないし、
ロクな訓練もしていないからスキルが無い。
だから決裁を任せられない、結果当然権限は無い…となると
社員は無責任になる…
すると経営者はウチの社員は…とグチる」
という悪循環が日本企業を覆っているのではないか?
と思うのです。

働き方改革とはいうものの、
ほとんど1.のスキルの話しばかりに聞こえます。
2.3.4.があらへん…どうにも片手落ちに思えてしまいます。

そういえば、日々接する銀行員の皆さんも、
何かあれば「本部が言ってます」の一点張り…
支店の人間は決裁権限が無いので、
お客さんに責任持てない事例が多々あります。

「ほうれんそうなんか、いらんねん!」
「報告、連絡、相談を密にしなさい」…
なんざ社員を信用せず、
現場に権限と責任を与える気の無い、
経営者の言い訳やん。
そんな経営者に限って、
現場はほったらかし…
というと言いすぎでしょうか?

大事な事は、社員教育投資と待遇改善。
権限と同時に責任を与え、
現場決裁できる組織作りこそが、
労働生産性を上げるカギだと思っています。

書いてて思い出してきました。
銀行本部におった時、役員どもがいちいち
「なんで俺に報告ないんや」と、
ほうれんそうに振り回された事…
当時ほんまに思いましたよ…
「頼むから俺に仕事させてくれ…
お前らみたいにヒマちゃうねん」

「くたばれ、ほうれんそう!」

 

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