宮内正一コンサルタントコラム

年始雑感『地銀波乱』の巻~

浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー宮内です。

宮内の年末年始は例の如く、ひたすら酒と筋トレとRUN三昧!

元日は久しぶりに長男と朝RUN出来ましたので、
中々爽やかな新年の幕開けでした。

今回のお題は「地銀波乱」!
要は1月14日から連載されている、
日本経済新聞の記事を読んでの雑感でございます。

朝ドラを見ている方はご存知の通り、
主役の夫が理事長を勤める信用組合が経営難に進むシリーズの真っ只中。

「そういやいっとき、ようけ銀行が潰れたなー」という記憶
お持ちの方も多いと思いますが、
今回の日経の連載「地銀波乱」の1/14記事の中には某地銀に対して
「金融庁内には資金繰り破綻はやむを得ないとの強硬論もあった。」
という物騒な記述が出てきます。

物騒な記述は更に続きます。

「大きな地銀が破綻すれば、中小の地銀への連鎖は避けられない。」

「本業損益で、5期以上も赤字を解消できない地銀は全106行のうち23行ある。」

「その数は毎年2~3割増えている。」

「有望な企業が地方に少ないうえに、マイナス金利で収益の源泉である
 貸出金の利ザヤが縮小していることが底流にある。」

「有価証券運用が失敗したり、想定外の不良債権を抱えたりすれば
 健全性を示す自己資本比率が規制水準の4%を下回る銀行は
 いくつも存在している。」

この特集、某アパートローンの不正に加担した地銀のニュースから
派生した特集なのは明白ですが、どうも掲載動機はそれだけでは
ない匂いを感じます。

といいますのは、次のような記述が続けて記述されているからです。

「廃業という選択肢もある」。
金融庁内で苦肉の策として模索されているのは、
危機的な状態になる前に経営をたたむ銀行の自主廃業案だ。

以前にも書いたかも知れませんが、私は某破綻銀行の広報部長を
務めておりました。

もし今でもその職にあるにならば、この手の記事が出れば、
すぐさま役員さんに呼びつけられ
「今日の日経の記事をどう考える。すぐにウラを取れ!」
なんて指示を受ける事になっていたはずです。

恐らく、記事に該当する地銀の役員陣や広報は、
財務局・金融庁及び政府からの情報集めに躍起になっている事でしょう。

予言します。
この手の記事が出るという事は、既に金融庁は
自主廃業させる地銀のターゲットを絞っているはずです。

記事の締め言葉は極めて意味深です。

「金融庁は「経営責任で考えろと言うだけでなく、
当事者意識を持って考えていく」(遠藤俊英長官)と警戒モードに入った。」

この記事、元は金融庁からのリークの香り満載ですね。

都心部の地銀ならは、少々銀行の数が減っても問題は少ないですが、
問題は地方ですねー。

何せ元々金融機関の数が少なすぎて、競争の原理が働かず、
銀行の言いなりになってる中小零細企業が多いですからねー

…なんて、年始の雑感でございました。

果たして宮内の予言は当たるや否や(笑)

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