浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー宮内です。
脚の故障で走れない日々が続く中、またまた脚のトラブル発生!
これが痛いの何の( ;∀;)
原因は魚の目?足底筋膜炎?はたまた骨の異常?
…病院を3件も回って、結局ウィルス性のイボと判明(*_*)
なんじゃそら(>_<)
やっと正しく治療が行えます…
コンサルタントもですが、
医者も自分の専門からちょいでも離れたら正しい判断がでけへんねんな~、
「先生やから何でも判るハズ…は間違い!」を実感です。
さて今回は、バンクミーティングのお話しを少々。
「で、バンクミーティングって何なん?」
と経験の無い方は思われると思います。
バンクミーティングとは取引銀行が一同に会する、
私たちのような事業再生コンサルタントがちょいちょい使う、
金融機関との交渉のスタイルです。
つい最近も銀行と保証協会の方々10名程を集めて、
バンクミーティングを開催しました。
各行への依頼は「債務残高〇億円・現在ゼロ円の元金返済を、
全行併せて月額5万に変更する」がテーマです。
ミーティングとしては30分程で終了しましたので、
まぁシャンシャンの部類でした。
このミーティングを勉強がてら傍聴していた弊社新人Y君、
感想を聞くと「宮内さん震えました!」との事?
宮内「何が震えたん?」
Y君「あんなシャンシャンで終わるんですね!
各行の質問も事前に知っていたかのように即答してましたし」との事。
自分にとっては日常の一風景ですが、
新人君にとっては刺激的だったんですよね~。
そらそうでしょ!
シャンシャンで終わらせる事が出来るから、
プロとして報酬をいただける訳ですから。
クライアント社長の経営姿勢、
銀行債権者に対する誠実な態度は当然として、
シャンシャンで終わらせた要因は、概ね以下の3つになろうかと思います。
1.経営改善計画書が彼らの期待するレベルであった事
・前期の分析、今期の計画、今後の具体的経営努力を各種数値でもって説明
2.参加各行の個別事情に配慮した回答を事前に用意していた事
・メイン準メイン行、地銀信金の個別事情、保証協会の立場に配慮した回答
3.ミーティングをスムーズに進める為のノウハウ
・座席の配置、質疑応答の順序、等を宮内がコントロール
・個別金融機関に事前に根回しを行い、異論が出る余地を排除
シャンシャンで終わらすには、
それなりの準備、資料、ノウハウがある訳です。
しかし士業・コンサルタント数々あれど、
バンクミーティングのノウハウを熟知しているのは正直少数派だと思います。
冒頭の私の足の故障の話ではありませんが、
「先生と呼ばれる専門家に任せれば、うまい事解決してくれる」というのは、
必ずしも正しい態度とは言えないでしょう。
「取引銀行が複数あって、いつも話が中々まとまらない」
「銀行交渉に時間が取られて、走り回っている」
「銀行交渉に疲れた…」
そんなお悩みがあれば、是非ご一報ください。