宮内正一コンサルタントコラム

『安心・安全』って言葉遣いはキライ…の巻!

浪速の体育会系ターンアラウンドマネージャー宮内です。

唐突ですが最近どうにもウエストが気になります…

どうもズボンのサイズが厳しくなったような…

理由ははっきりしてます…今年半分を経過しましたが、
RUN練習はわずか300km…脚の不調が原因とはいえ、
体脂肪が絶賛増加中…

今回のメルマガはテンション低くスタートです。

またまた唐突ですが、
最近日本語の使われ方やコミュニケーションが
劣化していると思う事ありませんか?

私はすごく実感してます。

例えば最近やたら繰り返される
「安心・安全」というフレーズはどうでしょう?

…コロナ・オリンピックetcを思い起して下さい。

・「安心」は個々が感じる主観…心の問題であって、
 本当に安全かどうかは不明

・「安全」は事象に対する事実…
 安全か安全でないかという事実の問題

「安全やから安心してください」と言われれば、
なんか安心しますけど…

「安全・安心やから大丈夫です」と言われれば、
すごく不安に感じます…

私はこういう日本語の使われ方に、大いに疑問を感じています。

事実から主観を導きだすのではなく、
主観と事実を並列で使うのは、
何か誤魔化しがあるように思えてなりません。

あくまで主観ですが、
こんな曖昧なフレーズを多用するのは、
日本語を軽くあしらいつつコミュニケーションを取るフリをしながら、
本当はコミュニケーションを取る気がないからだと思います。

コミュニケーションが成立しない組織や社会は、
そもそもその存続が危ういと古くから言われています。

組織論の大家C.Iバーナードによれば、
組織の成立要件は以下の3つになります。

1.コミュニケーション
2.協働意欲
3.共通目的

必須の3つですが、何と言っても入り口はコミュニケーションです。

先日大阪ローカル朝の情報番組で、
「TV局の企画って、結局メンバーの何気ない会話や
コミュニケーションで生まれるよなー」的な話がありました。

つまり…

「おもろい番組作りたよなー」…共通の目的を持つメンバー達が存在する

「何かおもろい話ないか?」とメンバーのワイガヤ…メンバーの協働意欲

ワイガヤの中に飛び交うメンバーにだけ通用する隠語や
話のツボ…メンバーが真にコミュニケーションを共有している証

整理すればこういう事ですよね。

つまりこの場合は完全に組織が成立していると考えられます。

しかし昨今では、
「安心・安全」の類のコミュニケーション貧困化が
進んでいると思うのは僕だけでしょうか?

「責任を感じています」…言うだけやったらサルでも出来んねん!

「誤解を与えたのであれば謝罪します」
…前提条件付きの謝罪はありえへんねん!

「今週末にも決断します」…来週早々が期日ちゃうんかい。

ギリギリまで決断先延ばしするだけやのに、偉そうに言うな!

こんな言葉が飛び交う会社や組織であれば、
コミュニケーションは崩壊しています。

もはや組織とは言えないのでは無いでしょうか?

1.コミュニケーションを取るふりをしているだけで、本当はその気が無い
2.実は一緒に頑張ろうという気もない
3.達成すべき共通の目的が存在しない

ここまで書いて…

「これってどこの会社のハナシ…かな?」…

「僕の子供や孫たちが、
これからも暮らしていく国のハナシやったとしたら最悪やん」

コミュニケーションの貧困化は、
会社だけでなく国家の存続も危うくしかねないと思っています。

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