最近、為替デリバティブの損害に関する記事を
目にすることが多くなってきました。
ざっとリストアップしただけでも、以下の通りです。
「通貨デリバティブで経営難、金融庁が実態調査へ」読売新聞12/4
「中小企業の破綻増加は必至、銀行がはめた為替デリバティブの罠」
週刊ダイヤモンド
http://diamond.jp/articles/-/10258
「ニポロス破産手続き開始決定、為替デリバティブ」帝国データバンク
上の記事は皆さんにとっては、対岸の火事でしょうか?
それとも、まさに今当事者となっているでしょうか?
さて、今回は、為替デリバティブで既に致命傷を負っている方、
及びその予備軍に向けてレポートします。
現状認識の仕方、目標設定(=現状とのギャップ認識)、
解決策の順に展開します。
1.現状認識
まず、問題の為替デリバティブ取引の書類(契約書、決済通知書)を
準備の上、3分間熟読して下さい。
・・・・・・・
それでは、取引の内容を説明して下さい。
1)回答できない方
概要を理解していない取引を締結している事になりますね。
本業分野での売買契約書、業務委託契約書、ライセンス契約書等は、
隅々まで理解した上で締結しているでしょうから、
為替デリバティブ取引のみ異常な状態にあるといえます。
すぐに為替デリバティブに詳しい方を見つけて
取引内容を理解しましょう。
⇒もしも、適任者がいらっしゃらなければ、
当社(0120-59-8686)へ連絡ください。
無料で簡易説明を致します。
2)回答できる方
概要を理解していますね。続いて、質問致します。
このままの為替レートが続いた場合、10%円高に進んだ場合、
通貨オプション取引であればボラティリティが5%増加した場合
の全社の今後1年間の資金繰り見込みを説明して下さい。
正しく回答出来る方は、現状認識レベルが高いと予想します。
回答出来ない方は、
会社の生命線である資金繰りが読めないことになります。
後手を踏んで資金ショートで会社破たんのリスクがありますね。
1)と同様に、すぐに現状認識作業に入ることをお勧めします。
3)補足
上は現状認識の一部を紹介したに過ぎません、
ここでは紙面の関係から全てを記載すること出来ませんが、
正確な現状認識なくして、解決は出来ないと思われます。
⇒お気軽に無料相談もご利用ください(0120-59-8686)
2.目標設定
これは、1の現状認識の結果に大きく依存致しますので、
割愛致します。
必要にして十分な現状認識が出来ている方で、
それ以降の相談を希望される方は、
⇒お気軽に無料相談をご利用ください(0120-59-8686)
3.解決策
これも、2の目標設定の結果に大きく依存するため、
画一的な解決策を示す事が出来ませんが、
解決策を考えるための重要なポイントを幾つか紹介いたします。
1)金融機関と協調しながら進める (対立路線は長期的に不利益)
2)金融機関のデリバティブ管理手法理解 (相互理解が必要)
3)デリバティブ商品の理論理解 (商品理解が必要)
4)デリバティブ商品の価格形成の実践理解(実価格の理解が必要)
いかがですか?
独力で上のポイントを押さえながら解決していく
明確なイメージを持てるでしょうか?
おそらくは、皆さんの不得手な分野で、
解決への自信が持てないと思います。
そのような方は、為替デリバティブに精通しながら
部分最適の解決策でなく、全社最適と整合性のあるプランを
構築できる方に相談すべきです。
⇒不幸にもそのような方が回りにいないという方も、ご安心を。
当社がおります!ぜひ、一度ご相談ください。(0120-59-8686)
現状認識から、目標設定、解決策の提示まで
皆さんのパートナーとしてお手伝い致します。