睡魔と闘いながら、オリンピック観戦を楽しんでいます。
ちょっと早いですが、競技毎に備忘録を作りましたので、
ご興味あれば読んでみてください。
1.女子サッカー
予選の2位通過を非難する向きもあったようですが、
体力の消耗が激しい短期トーナメントの特性から、
移動距離が少ない2位狙いは当然だと思いました。
次のブラジル戦で、2-0で快勝し、非難はどこかへ
消えてしまったようです。
非難など一時のもので、すぐに記憶から無くなりますが、
記録は一生です。是非、金メダルを取ってほしい。
2.男子サッカー
釜本さんが、「メダルは無理と言って悪かった」と謝罪したようですが、
まだ、誤るのは早い。「メキシコ大会の銅メダルを超えるとは恐れいった」
と言ってもらいましょう。
それにしても、永井は見ていて楽しいですね。
速いし、守備でも貢献するし、決定力もある。
イケ面の選手が多い中、数少ない野球選手顔なのも親近感がもてます。
3.水泳
あそこまでのメダルラッシュは、どこも予想していなかったですね。
唯一つ、心残りは、金メダルが無かった事。
入江もタッチの差で銀メダル。
隣のコースのロクテをマークしてタッチの差で勝ったことは
分かったのでしょうが、さらに隣のコースの選手が上回るとは、、残念。
4年間全身全霊をささげて打ち込み、金メダルまで10cm?の差と言うのは、
受け入れがたいでしょうね。
インタビューでも、悔しさと嬉しさ(というより、回りへの感謝)が
混在していました。
最終的に事実を受け入れ、もう一度チャレンジするのは、
本当にすごいことです。
4年後楽しみにしてますよ、入江さん!
男子400Mメドレーリレーの銀メダルも、すごかった。
「康介さんを手ぶらで返すわけにはいかない」という発言も
テレビ向きでよい。
リオで背泳、平泳ぎ、バタフライで、金×1、銀×2で、
自由形で4位入賞の布陣が組めれば金に届くかも。
でも、金×2じゃないと届かないかな。
4.100M
ボルトは、やはり強かった。圧巻の勝利。
事前予想ではブレーク有利の声あるも、見事に跳ね返したといったところ。
NHKの特集で見たのですが、ボルトの背骨は先天的にS字型に湾曲していて、
ジュニア時代は酷い腰痛持ちだったそうです。
そのせいか、走りを真正面から見ると、
左右の骨盤の揺れがかなり非対称です。
これは、走りにロスが生じている事を意味します。
100Mスタート時の背中への衝撃が200M、400Mとは比較にならないことから、
コーチが、100Mには耐えられないだろうと考え、
ジュニア時代は100Mに出場していなかった。
その後、体幹を徹底的に鍛え上げ、今のボルトが出来上がった。
もっと速くなるためには、スタートの改善がポイントだが、
この練習は背中への負担が大きく、故障のリスクがつきまとう。
金を取るだけならこのままで良い、しかし期待される世界新を出すためには、
スタートの改善は避けられない。。。
というようなストーリーを見ていたので、今回の金には感動しました。
同じジャマイカのパウエルが、最下位になったのは残念。
前回の北京オリンピックの数か月前までは、金の最有力候補でしたが、
突如現れたボルトに金を取られて、
ボルト、さらにブレークの陰になってしまいました。
リレーで金を取ってほしいな。
5.女子卓球団体
これを書いている時点で、銀以上が確定です。
シンガポール戦での愛ちゃんがすごかった。
シングルスの対戦相手は、3人の中で図抜けて強い選手、
専門家もこの選手には負けても他で取り返そうとのコメントばかり。
どっこい、最初からサ―ッ、サーッと気合をいれ、見事勝ちました。
今回のメンバーは史上最強との事ですがキャラも良いです。
ご存じ愛ちゃんは、昔から国民のアイドル。
石川選手は愛ちゃんより1学年下の天才肌の選手で、
世界ランクも愛ちゃんより上です。
最後が、最年長の平野。長年女子卓球界を引っ張ってきました。
勝負強くなるために卓球界を超えて、麻雀界で雀鬼と言われた方に
教えを請う等、スポ根マンガのようです。
決勝の相手は、おそらく世界最強の中国でしょう、
10回に1回勝てる実力差でしょうか。
構いません、最初から攻めまくってあわてさせてください。
と、エールを送りながら、応援しました。
試合結果は、銀でしたが、素晴らしい成長に感動しました。