坂本利秋コンサルタントコラム

こんなM&A業者には気を付けろ

買手候補先を探す初期段階で使用するのがノンネームシートです。

売却希望企業の特定はできないまでも、
買収検討に値するかの判断ができる資料です。

実際に見て頂きましょう。

業種 : 介護サービス
希望譲渡価格 : 応相談
譲渡理由 : 後継者不在

スキーム : 株式譲渡
所在地 : 首都圏
年間売上 : 300百万円

営業利益 : 20百万円

以上

架空の会社を想定して作成したものですが業種、エリア、
業績が一通りわかりますので、
買収対象となりうるかの判断ができます。

一方でこの程度の情報では特定は不可能でしょう。

もう一つ見て下さい。

業種 : 介護付有料老人ホーム、グループホーム

希望譲渡価格 : 応相談
譲渡理由 : 後継者不在

スキーム : 株式譲渡
所在地 : 千葉県●●市
年間売上 : 305百万円

営業利益 : 19百万円

特徴 : 老人ホーム38床、グループホーム12床

隣地は総合病院

以上

これだとノンネームとは名ばかりで容易に特定可能です。

特に床数の情報が危ない。

ときどきM&Aのマッチングサイトをチェックするのですが、
容易に企業特定ができる情報が掲載されていて
びっくりする事があります。

競合企業が目にすれば格好の営業のネタになりますし、
該当企業の社員が見れば悪いうわさが一気に広まります。

M&A会社と契約する前には、
正しく情報管理されていることを必ず確認しましょう。

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