今日は時事問題の解説とその本質に鋭く迫ります
元横綱 若の花(花田勝氏)と貴乃花親方(元横綱貴乃花)との
相撲界兄弟バトルは、お兄ちゃんの相続放棄で、幕を閉じそうですが?
其の影には、貴乃花親方の巨額負債に対しての故二子山親方(元大関貴ノ花)の
連帯細保証債務の存在が?
「連帯保証人」 と 「保証人」 は、まったく違います!
「保証人」は、その通り「保証人」ですが、「連帯」が付くとどうなるか?
「連帯責任」の連帯なのでして、本来の意味に近い表現をすれば
【連帯債務者】 が正解です!
したがって、主債務者(実際にお金を借りた人)が支払い不能になれば、
即時に連帯保証人は、主債務者に代わり債権者に支払い義務が生じて、
自分の借金になってしまいます!
もし、連帯保証人が死亡すれば……?
なんと!
【負の遺産としての相続財産】として相続の対象になってしまいます。
それが嫌なら、相続放棄の手続きが必要です。
連帯保証人とは?
日本では、中小企業が金融機関から借入する際には当然のごとく求められ、
それも社長だけでなく第三者保証と言って、
生計を別にする方で相応の資産があるか?
相応の収入があるか?
を満たす同居でない方の連帯保証を求められることがあります。
では、お世話になった方から
「連帯保証人になって欲しい」
と頼まれたときは サアどうする?
その心得、
1.金額と返済期間を検討し、主債務者がもしもの折に返済可能かどうか?
2.自分なら、今回の資金使途として借入する必要があるかどうか?
3.上記に鑑み、資金使途に納得して且つ
返済可能な財産か収入があるかどうか?
4.但し、赤字補填の借入とか、
返済のための新たな借入の保証人は絶対ダメです!
その心は、赤字補填は黒字になる構造改革なければ、
同じことの繰り返しで無駄がねになる!
返済のための借入は返す銀行を助けるだけで、無駄がねになるため!
5.同じリスクを取るなら、前向きな資金使途のみ協力しましょう!
では、連帯保証人になりたくなく、角(かど)が立たない断り方のノウハウは?
来週発表しますから、皆様も考えてみてください!
(出来ればよい意見をメールいただけると嬉しいです!)
古来より、人の連帯保証人になったが為に、
先祖伝来の田畑をすべてなくした話や一家離散の話数知れず!
【今日の結論】
「連帯保証人」になることは、「連帯債務者」であり、
自分が借金するのと同じこと
それでも貴方は連帯保証人になりますか?