洲山コンサルタントコラム

リスクマネージメントノウハウその5 商工ローン借入作戦ノウハウ開陳

商工ローンとは

銀行借入が出来ない企業が、自社振り出しの手形を担保にするか?
保証人を立てて、証書借り入れにより短期間借入しての急場を凌ぐのに
使い勝手の良い貸金業者です。

兎に角、融資の可否が即決で決まるので、急ぐ間に合うのが最大のメリットで
金利が高いのと、商工ローン借入が銀行に知られると、
銀行借り入れの門が閉まるのが最大のデメリットですから、
慎重に決断すべき重要意思決定案件です!!!

残念ながら、新規融資が銀行から N G となり
リスケによる借入金返済減額してもなお資金ショートピンチの企業の
取りうる作戦としては、仕入先にジャンプ要請があるべき姿ですが

短期間のみ資金がつなげれば、その後は何とかなる場合に限っては
商工ローンを借りることも選択肢の一つと考えられます。

しかしながら、一般論を言えば、
今回限りの短期間のショートリリーフのつもりが
気がつくと、繰り返し借りなくては資金が回らなくなり、

結果として、借入金利29.2%の高金利を借りっ放し状態が現実ですぅぅぅ!!

また、最近は商工ローンがその昔「腎臓売れ! メン玉売れ!」で
社会問題化した「○栄」以降、イメージが悪いので
「ビジネスローン」「スモールローン」に名称変更しています。

また、「○栄」は、「ロ○ロ」に社名変更して、
「商○ファンド」は、「S○○G」に社名変更しています。

商工ローンのビジネスモデルは、

「主債務者から金利を稼ぎ、主債務者が破綻したら元金は、
 連帯保証人から回収する」

と、巷間言われています??

が、洲山のコンサル歴の中でも、
上記ビジネスモデルがぴったり当てはまる例が多いです!

もし、資金繰りが苦しくなっていて新規融資を NO 回答されながら
リスケ交渉していないなら、リスケ交渉がまず先にすべき事ですが、
リスケ交渉のノウハウがない方には、
洲山がリスケサポートサービスをスタートしましたので
 お気軽に、ご相談下さいね

とにかく、資金は人間に例えれば「血液」ですから、
出血多量なら死んでしまいますぅぅぅから
早めに手を打つことです!

資金繰りは、3ヶ月先までの計画を立てましょう!

そして、もしショートの懸念あれば
その要因は、

(1)赤字?
(2)季節資金(ボーナス資金等・納税資金等)?
(3)在庫資金?
(4)売掛金回収遅れ?
(5)設備資金?
(6)その他?

何かを分析して、その傾向と対策を立てる

その後に、借入も出来ず、売掛金前倒し回収でも足りず、万策尽きた場合は
短期間の繋ぎ資金あれば、乗り切れる場合に限って
商工ローンを活用しましょう!

商工ローン利用 = その企業の信用は 間違いなくイエローカードですから
基本的心構えは
一回限りのショートリリーフとしての活用と考えるべきです。

その際でも、絶対守るべき原則は

1. 連帯保証人は、社長のみか妻まで。子供や親戚・友人には絶対頼まない
  ⇒ 頼まないと融資 NGなら 借りない決断要

2. 白紙委任状や公正証書の委任状はサインしない

3. 根抵当権仮登記の書類にはサインしない

4. 極秘事項として、社内外への秘密漏洩しないようにすること

5. 資金入金時は、社長よりの借入金として処理すること

【洲山アドバイス】
(1)商工ローン借入せざるを得ない事態は、非常事態です!
(2)病気に例えるなら、重症です!
(3)抜本的対策を講じなければ、ほぼ90%の確立で破綻に向かいます!
(4)プロのドクター(コンサルタント)に相談して
  経営改善するギリギリのタイミングです!
(5)社長がギブアップせずに頑張れば、挽回し再生は十分可能です!!!

 

関連記事

  1. 洲山コンサルタントコラム 会社再建か? 事業再生か? の考察
  2. 洲山コンサルタントコラム 読売新聞東京版朝刊に洲山の記事が掲載されました!
  3. 洲山コンサルタントコラム 洲山著『事業再生家―会社が蘇った奇跡の物語』
  4. 洲山コンサルタントコラム 洲山処女作「銀行にカネは返すな!」
  5. 洲山コンサルタントコラム 富めるときも、貧しきときも、これを愛しーーー!
  6. 洲山コンサルタントコラム どん底から脱した経営者たちの物語 月刊復活 第一回
  7. 洲山コンサルタントコラム 49期連続黒字の滋賀ダイハツの後継者育成に学ぶ
  8. 洲山コンサルタントコラム 2008年を光り輝く喜望の年になることを祈って!
PAGE TOP