洲山のクライアントから、緊急のTELがありました。
公証人役場から特別送達が届きました!
「債務承認履行契約公正証書」 となっており、
第5条に甲及び連帯保証人は、
本契約に基づく一定額の金銭債務を履行しないときは
直ちに強制執行に服する旨陳述した。
とあります!
との内容でしたので、その意味するところをレクチャーしました。
これは、強制執行認諾文言と言われており、
強烈な武器を債権者が持っていることです。
それは、裁判を起こして勝訴判決を取らなくても
強制執行=差押(さしおさえ)が出来ちゃう 恐怖の武器ですね
差押とは、
サラリーマンなら預金・給与差押
商売人なら預金・売掛金等の差押
スンゴイプレッシャーがかけられちゃいますネン!!!
今回の相手は、三○電△クレジット であり、単なるリース契約であり
契約日には、公正証書契約にするとかの説明は無かった???
また、委任状に押印した覚えも無い???
との由でありましたので、?????
三○電△クレジット 確認しましたところ
契約書の一式に入っており、当時の担当者が説明をしたはずだとか???
当方は、
悪質な商工ローン会社のような事をされるのですか?
一流企業としてのコンプライアンスが問われるのでは???
との抗議を行いましたが、覆すのは困難が予想されます(怒!)
かかる巧妙な手口に騙されないように良い子の皆様は、
十分注意しましょう!!!
実印が必要な契約で、印鑑証明を提出するのは 厳重注意! 厳重注意!!
物を現金で買ったり、お金を貸すのに印鑑証明は必要ありませんから
借金したり、リースで借りたりするときのみ印鑑証明が必要ですからね!
普通のリース会社は、強制執行認諾付の公正証書契約を要求しませんから
かかる債権者にとって都合の良い契約を要求されるリース会社との契約は、
よ~く考えよお~????
事業経営は何が起こるかわかりません!
大地震? 大雪による被害? 台風による被害? 列車事故?
どんな大事故が発生して 2ヶ月間の売上げが無くなるか
だあ~れも分からないのです!
2ヶ月の売上が無くなって、リース料が延滞すれば
すぐ差押のリスクがある契約を、それでもなさいますか???
リスクマネージメントとは、
そんなときでもつぶれない会社経営を考えることです。