洲山コンサルタントコラム

リスクマネージメントノウハウその17 会社が傾いても、自宅を守る作戦開陳

中小零細企業の社長は、銀行借り入れに際して、個人で連帯保証人になり
同時に自宅を銀行に担保提供している場合がほとんどです。

会社が傾くと全財産を会社につぎ込んでいるわけですから
家族の預金も全てつぎ込み、生活費にも事欠く悲惨な状態になります。

自分の役員報酬は後回しにして、
社員の給与を優先させて支払いながらも感謝されず

ボーナスが無い!  とか  給与が低いと文句を言われて(涙!)

とうとう会社破綻になれば、社員ならば雇用保険と言うセーフテイネットで
半年から1年間の失業保険が60%と言えども保証されてますが、
役員報酬にはあ~りません(涙!)

そして、担保提供している自宅も
担保提供している銀行の借入返済が出来なければどうなるか?

当然いつまでも支払をせず住み続けることは出来ません!

任意に売却(任売)して弁済するか?

抵当権者が差押て、競売に移行するか?

いずれにしても、出て行かざるを得ません(涙!)

では、愛着ある家
――いろんな思い出がいっぱい詰まった自宅を守る方法は無いのか?



実はあ~りますですハイ!!!

それは、他の債務の支払いは出来なくても、
自宅の担保提供している銀行のみ話し合いで

合意できた金額を弁済し続けたら、自宅は守れます!!!

但し、自宅の相場と抵当権の設定金額がバランス良く
抵当権が大きいのがグッドです。

専門用語で無剰余(むじょうよ)と言って、抵当権が大きくて、
資産価値が無いことです。

したがって、他の債権者が手出しできない状態なのですね!

更に、もう一つの方法は、形式的には手放して、
実質的にはそのまま出て行かずに住み続けるノウハウあり!

身内か友人に協力者がいることが条件ですが、現金所有か?
時価でのローンが組める方の支援があれば

その協力者に買って頂き、その方と賃貸契約を結び
家賃をお支払いできればグッドです!!!

表札も変わらず、近所の方にも知られずに
堂々と住み続けられる訳ですから最高ですね!!

しかも、場合によっては
こんなメリットもありますから摩訶不思議ですねぇぇぇぇぇ

それは、ローンを組んで買ったときは5,000万円してた家が、
時価が下がってしまって(涙!)

な~んと3,000万円になってしまって、ローン残高が4,000万円の場合は

いまから3,000万円の物件を4,000万円で買う馬鹿はいませんから、
3,000万円で買える訳です。

その3,000万円に対しての家賃負担で良いからラッキーであり、
その上に近い将来買い戻す場合も3,000万円に対しての買戻しです。

な~んと 1,000万円得をしちゃうお話なんですぅぅぅぅぅ

勿論実際は、いろんな債務全体を見据えた債務整理作戦が必要ですし、
抵当権抹消交渉等重要な交渉がありますから、
十分な事前準備と用意周到な作戦が必要です。

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