ターンアラウンドとは、まだ日本では馴染みの無い言葉ですが?
アメリカでは、市民権を得ている「事業再生」の意味であり、
洲山流に解説すると、
「このままの方向で進むと倒産の谷底に落ちるのを
方向転換して、倒産の崖から安全な方向に転換すること」
を見事に表現している言葉だと思います!
昨年1月のコンサル業開業と同時に、「事業再生・復活請負人」を肩書きに
してきましたが、クライアントも順調に増加して全て成功して来ましたことから
世界標準の肩書きに変更します(笑)。
アメリカでは、8名からスタートしたターンアラウンド専門のコンサル会社である
アリックスパートナーは、全世界に 3,000名の規模に拡大して
窮境企業のピンチを救い、何十万人の雇用を救って社会貢献していますし、
全米には、1,000名以上の社員が活躍するターンアラウンドコンサル企業が3社あります。
洲山も企業規模が大きくなるかどうかは兎も角、更に精進して多くの会社を救いたいと願い
今日から、ターンアラウンド・エキスパートとして活躍を誓いました。
さて、年度末を迎えて、面談が殺到しました。
洲山が、最初に見るのは何でしょうか???
それは、「営業利益が出ているかどうか?」 ですぅぅぅ
営業利益が出ていないなら、如何に資金を投入しても
それは、「どぶにお金を捨てることと同じです!」 から
特に、かつてのよき時代が忘れられずに「過去の栄光」の思い出で経営してる例が多いです?
よくあるパターンは、過去の蓄積であるオーナー夫婦の預金・保険・有価証券をつぎ込み
その額が、一億円を超えてる例が多数ありました???
アンビリーーバブル(信じられな~い)!!!
そんなオーナーに、今ここに現金一億円あれば、今の事業に投資しますか?
それとも、将来性ある新規事業に投資しますか?
と質問すると、100%全員が、
「今の事業には投資しない! そんなもったいない馬鹿なことはしない。
当然、将来性ある新規事業に投資します。当たり前じゃないですか?」
と回答されます???
冷静になれば、子供でも分かる話が、過去の成功体験が忘れられずに
一億円を超える大金を一生懸命ほかす(捨てる)行動をしてるわけです?
当然ご本人も分かってはいるのだけれども、現実を見たくない?
回りの家族や会社幹部も、オーナーの首に鈴をつけられない?
もしも、逆鱗(げきりん)に触れれば首になると思えば、誰も物をいえなくなりましゅ(悲!)
そこで、ターンアラウンド・エキスパートの存在価値がありますです。
すなわち、オーナーの首に鈴をつける役回りだったり、
不採算事業部からの撤退について決断するお尻を押す役割にうってつけなのです。
その時から、事業再生が始まりますぅぅぅ!
さて、本当の意味で事業再生の絶対条件とは何ぞや?
分かった方は、メール下さい!