洲山コンサルタントコラム

会社再建か? 事業再生か? の考察

窮境状態に立ち至った際の心構えとは、何ぞや?
の特集号です。

窮境状態がどの程度のレベルかの判断は?

ずばり資金繰りが回っているのか?
資金ショートしているのか?

で、解明出来ます。

如何に赤字額が大きくとも、
資金ショートしなければ会社はつぶれません(嬉!)

たとえ黒字であったとしても、
資金ショートすれば万事休す(涙!)です。

当初のうちは、全て守りたいと考えて行動しますが、
ほとんどの場合は、上手く行きません。

何故ならば、急な坂道を重たい荷物を
乗せた荷車を引いて上がっているようなものですから、
現状維持が精一杯であり、少し油断をして力を抜いた途端に、
坂道を転がり落ちる悲劇の主人公になってしまいます。

では、どうすればよいか?

当然のことながら、惜しいけれどもこの際涙ながらにほかしても(捨てても)
やむを得ない物を処分するしかありませんです。
 ⇒ どうせ捨てるならば、少しでも有利な形を考えることは必要です。

やはり身軽になれば、結果としてパワーアップしたことになりますから、
坂道を登る可能性が出来ます。

何もかも捨てれば、身一つですから、楽々と登れる可能性が更に増します。

しかしながら、何が何でも 
 ⇒ 例えば、荷車を捨てて、背中にせたろうてでも、
   手放したくないものは、必勝鉢巻を締めて、杖をついてでも
   「根性・大和魂」の精神で持って上がるべきです。

それは、その経営者の人生観・価値観・哲学の世界です。

会社再建とは?
現在の会社名を残して、再建するわけですから、一番美しい姿です。

方法論としては、リスケによる止血からスタートして、
その後に利益償還可能な構造改革実行が定番であり、
場合によっては、会社分割作戦や、法的再生手法の会社更生法申請や、
民事再生法申請等が有りますし、M&A作戦もあります。

しかしながら、債権者との関係によっては、会社は残っても経営者は、
経営責任を取って去らなければならない事も有り得ます(涙!)

事業再生とは?
会社ではなく、そのコア(中核)となる収益力のある事業を残す作戦です。

「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」 の世界です。

本作戦には、
1.事業譲渡作戦  ⇒  新会社方式
2.会社分割作戦  ⇒  グッド会社とバッド会社に分割
3.M&A作戦

等があり、社長が経営責任を取り、身を引いた形ながらも、
実質的には経営継続の可能性があります。

いずれにしても、「コア」となる収益部門が無ければ、
再生はありえません。
採算が合わないのに、延命策戦を展開すると、資金投入の為には、
詐欺的に調達し、結果として被害者を増殖するばかりですから、
断固 「勇気ある撤退」 あるのみです。

 

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