■あきらめてはいけない!あなたの会社も必ず復活できます!
北海道のとある旅館復活物語です。
長年継続した旅館業を廃業する決意をした社長の物語です。
長引く不況の影響をまともに受けてしまい客数激減による売上ダウン
その結果は、当然ながら赤字経営に転落しました。
何とかしたいと思い考えられることは全て実行したものの効果なく
刀折れ、矢尽きてしまいました。
そこで親戚の紹介で洲山に相談がありました。
当初は、不動産の売却による債務弁済にて廃業を検討しました。
が、残念ながらも買い手がつかずに時がすぎていきました。
不動産競売のリスクが高まるも打つ手が無くあせりだしていました。
そんなギリギリのタイミングに洲山が現地訪問する時間が取れました。
訪問して、お話をお聞きすると、
ご近所で旅館を買ってもいいとのオファーがありながら、
資金調達で流れた話が出ました。
すなわち、価格面では合意したものの、
買主が高齢なために返済期間が3年条件でNGでした。
そこで、社長に洲山がお話を聞かせていただいて、
まとまるようなアドバイスをしたいと依頼。
幸いすぐに連絡がつき、すぐに来て頂きました。
その社長は、無借金経営の優良経営であり、5軒の経営をされていました。
最近も5年の腹積もりで買収した店舗を
3年で完済したすごい実績のある方です。
この旅館の買収金額の返済は、3年では無理だが5年ならばOK
しかし、銀行借り入れはNG
この連立方程式を洲山が解きました。
即ち、銀行借り入れではなく、
当事者間での分割決済によるM&A契約書締結案です。
基本的にOKいただけたので、
その場で株式売買契約書に特約条項つけて作成しOKが出ました。
旅館の債務を如何に弁済するかと
分割決済の資金管理条項もつけた契約書です。
ノートパソコンを持ち歩き、
各種契約書の雛形のデータベースが活用できました。
その前に、売主と買主の信頼関係が必要条件であり
契約に関わる相互のリスクをヘッジする立場の第三者として
洲山との信頼関係が十分条件であり、
必要条件と十分条件が構築できてはじめて、契約書の締結です。
洲山の3年11ヶ月のコンサル経験の中でも、奇跡的な復活劇でした(嬉!)
もしも、洲山アイデアがなかりせば、
借金は残り、その結果全ての不動産は競売事件に移行
買掛金が不払いで、長年の取引業者に迷惑をかける事態発生
税金が支払えず、
オーナーファミリーには負債が残り、明日の生活費に事欠く事態に
それが見事なターンアラウンド(事業再生)にて、
全ての負債を完済して老後の資金確保
究極の事業再生は、M&Aです!