洲山コンサルタントコラム

事業再生のスタート地点はどこからか?

・どうも資金繰りが苦しい!
 このままの経営を継続できるのかどうかが心配だ。
 貯えが底をついて、
 いつもぎりぎりセーフの資金繰りが続いている(悲!)

 「働けど働けど、我が暮らし楽にならざり、じっと手を見る」
 の世界に住んでいる方は、経営方針の見直しが必要です!

 病院にて、経営ドック入りして、精密検査が必要です。

・年が越せない(苦!)
 給与が全額支払えないかもしれない?
 手形決済資金がショートしそう
 取引先に全額支払いが困難

 に該当する社長は、緊急対応が必要です!

 SOSで、ICU入院が必要です。 

・事業再生のスタートは、正しい現状認識です。

 希望的な観測に基づく甘い現状認識では、助かる命も助かりません。

・そこで客観的に判断(診断)する
 ドクター(経営コンサルタント)の出番です。

・風邪ならば、風邪薬を飲んでぐっすり睡眠を取り、
 休養すれば回復は可能です。

 でも、肺炎ならば自分で治そうとするでしょうか?

 腹膜炎を自分で治療すると思うでしょうか?

 大がかりな手術を経験のないスタッフが出来るでしょうか?

・ほとんど棺桶に入っており、
 後は蓋をかぶせるだけの状態でもまだ何とかなる?
 と思い込んでいる社長もたくさんいらっしゃいます。

・営業赤字=借金がなくてもやっていけない状態
 ⇒ 道楽・趣味の世界 
 を理解できない社長もいらっしゃいます。

 道楽は、お金に余裕のある方がすべきことであり、
 お金に余裕のない方が継続すると、
 ご迷惑をおかけする方が増え続けてしまいます。

・全体は、まっかっかの大赤字で救いようがなくても、
 中には、きらりと光る部門がある場合もあります。

 きらりと光る部門は、切り出せば、光り輝く収益部門となります。

 そんな企業の再生には、「会社分割」が、ピッタリです。

・即ち、正しい現状認識をして、的確な再生方針を立案して、
 しっかり実行すれば、ほとんどの会社が、再生可能です。

・されど、病気と同じであり、
 「早期発見・早期治療」に勝るものはありません。

 資金繰りが苦しいと感じたのは、いい意味で「自覚症状」です。

・希望的観測から、客観的な正しい現状認識を、
 見たくなくても厳しい現実を直視しましょう!

・「敗戦」を「終戦」と言い換える
 負け惜しみの強いDNAがある大和民族ですから、
 「神風」が吹くことを待ち続ける、「神風シンドローム(症候群)」
 にならないようにしましょう!

・「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあり」 

 「捨てる神あれば、拾う神あり!」

 世の中そんなに捨てたものでは、ありません!

 一生懸命努力すれば、誰かが助けてくれます。

 これは、私の体験談ですから、間違いありません。

・年末年始は、あわただしく過ぎゆく日々から立ち止まり、
 冷静に過去を振り返り、足元を見極め、
 明日の方針を考える絶好のタイミングです。

・佳いお年をお迎えください!

全国24時間受付

無料相談はこちらから

お気軽にご相談ください

関連記事

  1. 洲山コンサルタントコラム 事業再生を成功するには、信念を持ってお願いすれば道は拓ける
  2. 洲山コンサルタントコラム 崖っぷち企業を再生する跳び箱理論とは何ぞや? VOL.2
  3. 洲山コンサルタントコラム 元・産業再生機構COO富山和彦著「会社は、頭から腐る」に学ぶ!
  4. 洲山コンサルタントコラム 底なしの借金地獄から脱出せよ!! 特定調停ノウハウ開陳
  5. 洲山コンサルタントコラム 闇金の傾向と対策 ⇒ 警察は 頼りになるの巻
  6. 洲山コンサルタントコラム リスクマネージメントノウハウその10 会社が倒産寸前でも、自己破…
  7. 洲山コンサルタントコラム 資金ショートを乗り越える秘術ノウハウ
  8. 洲山コンサルタントコラム 手形不渡りのピンチをチャンスにする、起死回生作戦(洲山マジック)…
お問い合わせ

PAGE TOP