洲山コンサルタントコラム

崖っぷち企業を再生する跳び箱理論とは何ぞや? VOL.2

前回は、不渡り事故不可避と言う絶体絶命の崖っぷち企業が
僅か2週間で事業再生目途立てた事例をご披露しました。

その際の事業再生実現の決め手となったのが、「跳び箱理論です」

皆さまも幼少のみぎりに、
体育の時間で「跳び箱」にチャレンジしたご記憶があると存じます。

昔に戻って、跳び箱を空想の世界で跳んでみましょう!

ステップ1
目標の「跳び箱」をしっかり見ます。

ステップ2
「跳び箱」を跳ぶぞ! と決意します。

ステップ3
「跳び箱」を見事に跳び越えた成功イメージをしっかり思い描きます。

ステップ4
助走をスタートします。

ステップ5
徐々に加速をします。

ステップ6
思い切って「跳び箱」を跳び越えます。

ステップ7
成功イメージ通りに跳び越えた自分に自信を持ち
達成感と応援いただいた学友に感謝します。

では、おまへんか?

「跳び箱」を見事跳び越えるには、上記7つのステップが必要です。

「事業再生」も同じステップです。

ステップ1
「事業再生」するぞ!と明確な目標設定します。

ステップ2
「事業再生」絶対実現するぞ!断固決意します。

ステップ3
「事業再生スキーム」を見事実現した成功イメージをしっかり思い描きます。

ステップ4
準備・段取りをします。

ステップ5
期限を決めて一気に進めます。

ステップ6
思い切って「事業再生スキーム」を断行し実現します。

ステップ7
成功イメージ通りに「事業再生スキーム」を実現した
達成感とご支援いただいた方々に感謝します。

実際の現場では、債権者の皆様のご理解を得る努力が欠かせませんし、
実際の業務をしていただく社員・パート社員の皆様の
ご協力なくしては、実現できません。

最後は、社長の「覚悟」 に尽きるわけです。

古来より、諺(ことわざ)に曰(いわ)く

「断じて行えば鬼神もこれを避く(だんじておこなえばきじんもこれをさく)」
と言うではありませんか。

*決断して、くよくよためらわず、
 勇敢に行えば恐ろしい鬼神でさえも道をよけて通らせる。
 強い決意と勇気で事に当たれば、どんなこともできるということ。
 秦(しん)の趙高(ちょうこう)の言で、
 本来は、悪事を断行する時にいったもの。

*語:鬼神=神秘的な恐ろしい霊魂。
 趙高=丞相(じょうしょう)の李斯(りし)を殺して丞相となり、
 さらに皇帝も殺した悪人。

また、苦難に立ち向かう言葉として

「心頭滅却すれば火も自ずから涼し」の心境に立てば、
如何なる艱難辛苦も耐えられます。

*山梨県甲州市にある恵林寺(えりんじ)の快川和尚の辞世の句。
 武田信玄の菩提寺で、1582年、戦いに敗れて逃亡する
 武田勢の残党が寺に逃げ込んだ所を織田信長が取り囲み、焼き討ちした。
 その時の和尚、快川は信長に逆らって武田残党をかくまい、
 「心頭を滅却すれば、火もおのずから涼し」と言う、
 あの有名な言葉を残して焼き殺された歴史的な場所である。

 

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