「こうなったら会社はたたみなさい」 三浦紀夫著 を読みました。
著者の三浦紀夫さんは、私が駆け出しの新米コンサルタントの時代に、
コンタクトを取り東京駅近くの八重洲ホテルにてお目にかかりました。
私がお目にかかりたいと思ったきっかけは、
三浦さんが書かれた「倒産社長の告白」を読んでびっくり感動したからです。
何にビックリし感動したかと言うと、
傾いた会社の社長としての苦闘が克明に描かれており、
本来は隠したいことまで正直に告白されていたことです。
例えば、親族に担保提供して貰ったり、連帯保証人になって貰った経緯や、
倒産後の後始末について等
如何に考え、思い悩み、刀折れ、矢尽きるまで戦い抜くか?
を、正直に告白された本作品は、
窮境状態の会社経営者が全員読んで欲しいと思いました。
同時に、昭和27年青森生まれであれば、
昭和28年3月生まれの洲山と同級生の可能性が高く、
なんか親近感が湧きました。
そこでアポイントを取り、お目にかかったわけです。
今回ご紹介する本は、副題が
-がんばりすぎない「倒産のススメ」
となっており、見事に著者の主張を一言集約できています。
窮境状態の社長にお勧めしたい本です。
すなわち、選手生命をなくすまでもは、ボロボロになるまで戦わず、
いったん負けを認めて再起できる負け方をしよう!
と言う具体的なアドバイスです。
最悪を覚悟した上で、事業再生の可能性にチャレンジしたい経営者には、
洲山のノウハウがお役にたつと確信します。
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