頌春
本年もよろしくお願いします。
昨年は、年末にご相談が殺到して、慌ただしく歳末を迎えました。
12月29日に帰省して、30日も郷里の経営相談ありました。
新年は、正月に孫娘と氏神様に初詣に行き、新年の決意表明をしました。
1月2日最終便のバスにて帰阪して、3日4日とオフィスを片付けました。
正月より片付けスタートは、こんまりさんとの出会いから決意しました。
書評家兼出版プロデューサーとして、ベストセラー作家を養成している
土井英司氏主宰「10年愛されるベストセラー作家養成コース」の同窓会に
昨年12月22日に参加しました。
そこで、話題の大ベストセラー作家近藤麻理恵さんに会いました。
愛称:こんまりさんは、小柄ながらもしっかりした気合の入った方でした。
一度TVのバラエティ番組で、芸能人の無茶苦茶汚い、
掃き溜め状態の部屋を、あっという間に、
劇的ビフォー・アフター状態にされた腕前に感服していました。
その場で、指導を受けた訳ではありませんが、天の思召しと感じて、
多忙にかまけて、手つかずの部分を一気に整理整頓しました。
掃除したり、散髪するとモヤモヤが晴れて、気分もすっきりし、
脳の回転も見違えるように、早くなることを実感します。
さて、思い起こせば、立命館大学経営大学院のMBA論文の研究テーマは、
事業再生道研究家の洲山として、歴史上空前絶後の偉業を更新し続けている
尊敬する社長として、日本電産の永守重信社長でした。
歴史的偉業の定義は、倒産しそうな会社を買収するや否や、一人のリストラ、
賃金カットもせずに、法的な手続きにより債権カットを一切せずに、
買収した翌年に過去最高益を実現し続けていることです。
それも、20社以上失敗なしの無配伝説記録更新中です。
その永守社長が最初に手掛けられるのが、
基本の徹底であり、具体的には、
「3Q6S」
良い社員(Quality Worker)
良い会社(Quality Company)
良い製品(Quality Products)
整理(SEIRI
整頓(SEITON)
清潔(SEIKETU)
清掃(SEISOU)
作法(SAHOU)
躾 (SITUKE)
日本電産の社内評価ルールで、100点満点で、60点ならば事業は黒字
80点つけば、過去最高益達成との永守社長の経験則があります。
この3Q6Sの基本動作徹底により、100億円の赤字企業であった、
長野県の名門企業「三協精機製作所」は、永守マジックにて、
な、なんと100億円の黒字企業に変身しました。
新年のことわざに、「今年も来るぞ大晦日!(涙!)」があります。
毎年正月に抱負を語り、年末に1年間を懺悔しての繰り返しが、
凡人の常です。
かく言う洲山もご多分に漏れず、その繰り返しですが、
その流れを変えるのに、一番効果があるのが、整理整頓であり、
早起きの習慣です。
来年には、還暦が来てしまう洲山としては、残された限りある時間を
スティーブ・ジョブズのように、今日が最後の日と思い、
悔いのない1年間とする所存です。
なお、日本電産永守重信社長の洲山の拙い論文を読んでやろうと言う
モノ好きな方は、このメールに返信下さい。
進呈させていただきます。