洲山コンサルタントコラム

49期連続黒字の滋賀ダイハツの後継者育成に学ぶ

本号は、洲山が尊敬する偉大な経営者である
滋賀ダイハツオーナーの後藤昌幸先生に学ぶ、
後継者育成のコツと事業承継成功の秘訣をを語ります。

題して、49期連続黒字の滋賀ダイハツの後継者育成に学ぶ

滋賀県の自動車販売会社に、滋賀ダイハツ販売があります。
昭和29年4月に初代の後藤昌弘氏が創業しましたが、
昭和38年経営危機になり、株式をメーカーのダイハツ工業に譲渡して、
子会社となる事で資金支援を受けて救済されましたが、
創業社長の後藤昌弘氏は、引責辞任を余儀なくされました。

その後、メーカーから出向してこられた岩崎社長は、
初代の後藤昌弘社長の長男である後藤昌幸に社長代行の辞令を
交付して経営を任せる決断をしました。

若干30歳の経験不足の後藤昌幸社長代行では、未来がないと判断した
稼がない幹部社員の退社が相次ぎ、人件費が大幅に下がりながらも
売上がダウンせず、結果として黒字化実現しました。

年商10億円で赤字6億円のどうしようもない状態から黒字化し、
4年で累損を解消する快挙実現しました。

後藤昌幸社長代行は、不良在庫の処分等の改革を徹底した結果、
経営を立て直しが出来、その成果を評価した岩崎社長の推挙で、
3年後昭和41年には滋賀ダイハツ販売の社長に就任しました。

そして、それ以来49年間に渡り、
一度の赤字も出さず黒字経営を継続されています。

滋賀県内販売台数シェアトップを45年間連続達成
後藤昌幸社長の功績は、滋賀県下の新車販売台数において特に顕著です。
それは、昭和45年に滋賀県の新車販売台数のトップとなる快挙を
継続し続けており、何と45年間一度もトップから陥落していません。
大きなディーラーのトヨタ・日産・ホンダに負けず、
軽四輪では開発力の強いスズキにも負けず、独走状態を維持しています。

兵庫ダイハツでは、10億円の赤字を5億円の黒字企業に変革
滋賀ダイハツ販売で16年間社社長を務めた後に、
乞われて兵庫ダイハツの社長に就任し、僅か5年間で、
10億円の赤字から5億円の黒字企業に変革成功しました。

瀬戸内海の淡路島から日本海までの広域テリトリーであり、
その全エリアの営業拠点に朝一番に駆けつけ、
代理店の店を駆けずり回りトップの背中を見せて率先垂範しました。

後藤昌幸社長の名言集があります。
「社長室はいらん、社長室の壁は情報遮断壁と言う。」
「現場を廻れ、社長が穴熊では会社は潰れる。」
「赤字会社の社長は、代表取締役道楽者と呼ぶ。」

以下、次号に続きます。

 

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