本号は洲山が手掛けた創業100年企業の再生物語を
「倒産破産危機から復活し、本店新築の木村社長物語完結編」
と題して、復活ノウハウを開陳します。
平成22年12月12日に現地調査して、洲山の見立ては、
「会社は再生可能であり、680坪の遊休地に本店新築しましょう(^^♪」
でした。
そして、1年後の平成23年12月24日に、クリスマスプレゼントの如く、
70坪の総二階建て延べ140坪の新本店が完成しました。
年末に引っ越して、1月4日から新店オープンし、
1月10日に、「創業100周年感謝の集い」を開催しました。
*続きは、 ⇒ https://cash-sos.jp/kimura/
その後、順調に債務弁済をする会社と事業をする会社の役割分担で、
事業継続が出来ていましたが、
S公庫様より、
「超長期での弁済ではなく、
担保不動産売却により、早く弁済を実施して欲しい。」
「任意売却を希望するが、
それが出来ない場合は、競売に移行せざるを得ない。」
とのご要請がありました。
そこで、昨年10月に、かかる流れも予想して、
平成23年から新規預金取引を開始して、
入金実績を積み重ねていた
S銀行の渉外担当されている支店長代理Mさんに相談しました。
そして、何度かキャッチボールを重ねて、5か月後の3月に、
支店長面接があり、喜んで木村社長が訪問するも、まさかのNGでした。
そこで、昨年10月からの流れを洲山が支店長に説明し、
「昨年の11月にNGならば、納得するも、
ここまで引っ張られて、NGはあんまりだ。」
とのアピールが功を奏して、再度ご検討頂き、追加資料を用意しました。
その結果、
無事、融資承認が取れて、5月に融資実行頂き、
本店の保全が完成しました。
本件のいったん売却して賃貸借で借りるスキームを
「リースバック」と言いますが、
この買い手の投資会社には、木村社長の長女が就任して、
不動産資産での事業承継は、実現しました。
さあ、
いよいよ、200年企業に向かって、スタートです(^^♪