会社に関する法規の総称。2005年(平成17)の商法改正に伴い、
旧商法第二編「会社」及びその関係法律 がひとつの法典に編成され、
「会社法」及び「会社法の施行に伴う関係法律の整備などに関する法律」が制定された。
会社にかかわる実体的規定のほか、訴訟・罰則等の規定に加え、
会社についての非訟事件に関する規定が新たに盛り込まれ、
これまで「会社」の法律は商法や有限会社法など、
各法律に分かれていた会社にかかわる規定を統合した、
全八編からなる体系的な法典になった。
また、内容も現代の経済情勢に合わせたものになっており、
「有限会社の廃止」「資本金は1円でいい」「取締役は1人でいい」という三つの大きな改正点がある。