企業を運営していくうえで発生する収益と費用を記録するために必要な分類項目の名称のこと。
勘定科目を使って仕訳作業を行い、運営に必要な貸借対照表(*1)・損益計算書(*2)などを作成し、
科目の決め方は、法律で明確な決まりはなく、
企業ごとのルールや、使っている会計ソフトによって勘定科目が異なる。
経営者は、自社の経費の動きをチェックし、
1.経営判断の材料とするため、
2.自社以外のステークホルダー(銀行、顧客、株主など)に経費の動きを見せるため、
3.税金を計算するため
に自社の運営に勘定科目で仕分けを行う。
何にどの程度の費用がかかっているのか、
見込める収入はどの程度なのか、
記録・計算の内容が具体化する。
利害関係者が銀行の場合は、
企業の借入の申し出を受けるかどうかを決めるポイントとなる。
経費の中には税金の対象となるものがあり、
支払期限が近づいたときの計算に勘定科目があれば簡単に計上・把握できる。